2018/08/29
「奈良中央生コンクリート協同組合透水性コンクリート施工見学会」

奈良県中央生コンクリート協同組合新築工事に伴う展示用(試験用)透水性コンクリート打設・施工実験を行う。製造・吉田生コン社、施工・谷建設(株)、本施工予定9月5日(水)、厚さ15センチ、30m2。施工見学会予定
奈良中央生コンクリート協同組合透水性コンクリート施工見学会
いよいよ組合。
いよいよ秩序が動き出した。
生コン工場が出荷するポーラスコンクリート。
振り返ればもう15年の歴史を刻んだことになる。
先行技術の背中を追いかけて、
営業から納品まで全てを経験して来た。
さまざまなアゲインストがあったが、
途中フォローの風に見舞われることもあった。
生コンクリートの需要創造
低迷する生コン業界にあって、
唯一需要創造を期待することのできる分野。
コンクリート舗装。
想定市場数百万m3。
さまざまな舗装コンクリートの研究がスタート。
その一つに、
透水性コンクリート舗装の研究
があった。
ZENNAMAで舗装普及推進の活動をしていた渡辺夏也さん、
現生コンポータル技術顧問から声をかけていただいた。
少しずつだが、認知を重ねていった。
並行して普及活動を自社単独でも行って来た。
※製造工場は中央生コン組合の会員吉田生コン
※この度組合事務所を新築し、伴い舗装コンクリート各種を展示用に施工。おめでとうございます。それにしてもお洒落な事務所
※だれ率試験の結果良好。容器に入れて30回シャッフルした後に性状を確認
※施工開始。生コン車からさらさらと流れ出る
※どこにでもある道具で施工は全て完成する。
9月5日(水)奈良中央生コン協同組合で施工見学会
いよいよ業界が動き出す。
とある地方の生コン工場が15年途中で辞めずに続けた価値は、
今業界の需要創造という波を作り出そうとしている。
その波は単独工場が作り出した波ではない。
共感する複数の工場が都度集まり、
そのエネルギーが少しずつ水に作用して、
今や誰も止められない波となる。
やがて業界全体を呑み込み、
やがて土間コンの常識が変わる。
舗装の常識が変わる。
透水性コンクリートが需要を作り出す。
生コンでいいこと。
宮本充也