2018/08/31
「全国の元気な生コン工場が可能にした夢|透水性コンクリート」

千葉県稲毛区は以前にも施工を行っている「エクステリア元」さんより仕上がり写真頂きました。ますます広がる透水性コンクリートの共感の輪。どうして今透水性コンクリートなの?
以前にも施工を行なっているエクステリア元さん
千葉県のエクステリア業。
「エクステリア元」
僕たちに施工写真をわざわざお届けくださった。
その当の僕たちはどこで操業している生コン屋さんかというと、
静岡県
千葉県と静岡県。
時代は変わったものですね。
専門業者のかたなら分かる。
ありえない。
静岡の生コン工場と、
千葉のエクステリア会社が取引をする。
生コンの?
そうです、生コンの取引です。
普通じゃ考えられないですよね?
それが今や、
業界のあたりまえ
になりつつある。
1時間30分の壁
一般には知られていないけど生コン業は超地場産業。
そのいくつかある理由の中に、
1時間30分の壁
というものがある。
壁。
いや、道路の途中とかに生コン車が通れなくなる文字通りの「壁」があるわけじゃない。
製品特性として、
1時間30分以内に荷下ろしを完了しなければなりません
という鉄の掟がある。
(JIS A 5308)
このため、どんなに生コン車をかっ飛ばしたとしても(法定速度を遵守した上)静岡県の生コン工場にとって千葉県のエクステリア会社さんは顧客になりえなかった(アクアラインを使ったとしても!)
じゃあ、なんで千葉のエクステリア元さんが、静岡の生コンポータルから生コンを購入するの???
全国の元気な生コン工場が可能にした夢
1時間30分の壁を取り壊す。
※生コンポータルトップページから引用。元気な生コン工場の共感の輪は全国に広がる。その数200に迫る
秘密はこれ。
もちろん、物理の法則から考えて静岡から千葉は生コンは運べない。
そこを取り壊すんじゃなくて、
静岡や千葉も含めて、日本全国の「元気」で「前向き」な生コン工場で、
新しいことに共感する生コン工場の連携。
静岡の生コン工場に共感する、
千葉の生コン工場から経由して、
千葉のエクステリア会社が生コンをご購入する。
※完成写真をお送りいただきまして誠にありがとうございます!
全国の元気な生コン工場が可能にした夢。
それは、ITでもできなかったこと。
どこかのあたりまえが、
それ以外のどこかでもあたりまえになること。
どこかの生コンでいいこと。
それは、日本はおろか世界中でも生コンでいいことになる時代。
透水性コンクリートは近く土間コンのあたりまえになります。
宮本充也