2016/07/19
「涼よ届け」夏の風物詩ドライテック

熱い。
うだるように熱い。
今僕は伊豆地区にいて、「梅雨あけましたよね?」級の熱さに悶えている。
熱い時、
・ソフトクリーム
・かき氷
・水着
・クーラー
がよく売れるようになるのと同じくらい、僕は、
「水たまりのできないコンクリート舗装」(ドライテック)
が売れるように日々努力している。
なぜ、売れなければならないか?
以下の理由による。
・気化熱
冬にお風呂あがったあと水気を取らずに外気に5分もいたらどうなるだろう?
今は真夏日なので、想像しがたく「逆にきもちいんじゃね?」となりそうだが、
確実に風邪をひく。
打ち水という文化に見られるように、古来から路面に水を撒いたときに作用する気化熱の原理で、
路面温度が下がることにより環境温度が低下することは知られている。
・透水(保水)性能
そんな地面が例えばスポンジだったとしたらどうだろうか?
マラソン経験者ならわかると思うけど、上り坂でひいひいあえいでいるときの、
「たっぷり水を吸収したスポンジ」
が、どれだけランナーにとってありがたいか。
アスファルトと違って、コンクリートは水を吸収する性質を持っている。
また、ドライテックは体積のおよそ20%が空隙(あなぼこ)なので、
その分の比表面積が水を吸い込み、そして、
蒸発
することになる。
この原理で、他の舗装に比べても10度以上の温度低減効果があることが知られている。
「真夏に子供が裸足であるける地面」
といえばわかっていただけるだろうか?
庭でプール
子供がいる場合には最近とても大型化した家庭用プールなどを用いて、
涼をとっている家庭も少なくないのではないか?
遊んだあとの排水が地面にガンガン吸われたらどうだろう?
プールの後にはそれを片づけて、BBQやすいかわり、花火なんて楽しいだろう。
その地面に水たまりまったくなくて、しかも涼しくて快適だったらどうだろうか?
このブログを書いている今も温度は徐々に上がっている。
日本の夏ってやつはなんてすごさなんだろうか?
環境を維持するためにたとえば周囲の関心のない人達に、
「環境のために××しなさい!するべきです!!」
というのは大切な活動なのかもしれないが、ちょっと僕の流儀には反する。
誰もが真剣に生きていて、誰かが正しくて誰かが間違ってるなんてことは、
ないってことくらい、大人になるとだんだんわかってくる。
「環境は神」という大義名分をひっさげてちょっとどうかと思う活動をしている団体だってあるくらい。
だから、プロとしては、そんなことをのたまうくらいなら、
万人にとって「Win」となる伝えるべき価値をきちんと創造して、
それを伝えていくことが、社会貢献なんだと思う。
さあ、熱い夏が始まる。
今日、当社のまさつぐさんは、韓国でドライテックの工事に活躍している。
次の機会に韓国の様子を報告したいと思う。
地面をスポンジにして、みんなの暮らしをハッピーにしたい。
それだけの価値があると信じているのなら、他人がどうとかじゃなくて、
先ずは自分が変化して少しずつ環境を変えていきたいと思っています。
下の映像は驚異的な吸水の様子です。
宮本充也