2016/07/21
「見えないところに気を遣う」犬走・水回り

おぼっちゃまくん
というアニメが一世を風靡したことは僕の世代ならご記憶にあろうかと思う。
ともだちんこ
という、あれである。
ちゃま語
が大流行して、ちゃま語募集に応募していたことを今は懐かしく思う。
ちゃま語と並んで、非常に濃くて立ったキャラクターも、あのアニメのコアバリューだと思う。
中でも、「びんぼっちゃま」
というキャラクターは秀逸で、人の心理を深く洞察したキャラクター設定と言える。
さて、
つまり、人というのは何事も見えるところには気を使うが、見えないところは結構手を抜く。
ということを伝えたい。
どうだろうか?
外出時にはびしっときめまくっている人でも、家の中ではそうはいかない。
きちんとしたスーツに身をまとっていても、下着は穴が開いてます、みたいな。
ないだろうか?
これが例えば「家」で考えると?
今日は僕の高校時代からの友人が活動をしている宮垣建設(※Facebookページ)さんのご協力をいただき、
透水性コンクリートの新しい可能性について実験をしている。
持ち家の方は考えてほしい。
「家の玄関はすごく清潔にしっかりしている」
事に比べて、
「家の裏側のことなんてほとんど気にしないばかりか臭いものには蓋状態」
街をふらふらと歩いているときに、あまり普段目を向けない家の裏側を注意深く見てみると、
けっこう汚くてしょうもない陰鬱な状態を目にすることができる。
なぜだろう?
結構多いのが、家の裏側は北向きにレイアウトされており、
日の光が届かないこともあって、かびやコケが繁殖しやすい。
また、室外機などの設備は通常裏側に設置されるため、
生暖かい空気や、ぽたぽたと落ちる水滴が同じところにたまりやすい。
さらに、狭い敷地であるため、水勾配が取れずに基本雨が降ったらずっと水が溜まっている。
こうした条件が重なり、犬走部(軒下)など、
「家の裏側は汚れる理由をすべて備えている」
状態となる。
だから、びんぼっちゃまのように、玄関・表側はとてもゴージャスなのに、
「おちぶれてすまん」
的な家の佇まいを見せつけることとなってしまう。
そこに、透水性コンクリート(水たまりのできないコンクリート舗装)いいんじゃない?
というのが、今回の工事現場の趣旨。
これまでせいぜい、
・生コン
か、
・ホームセンターの舗装材
程度しか選択肢がなかったところに、
GNNの供給ネットワークを活用することで、小ロット(0.5立方メートルなど)でも供給可能となった。
だから、
第3の選択肢を手にすることができるようになった。
この話を聞いてくださるお客様は口をそろえて共感してくださる。
つまり、これはきちんとした市場があるということ。
年間に80万に及ぶ家が建つ。
それらすべては、
「玄関は立派だけど、裏側目も当てられない」
そこにソリューションを提供できるとしたなら、こんなにうれしいことはない。
宮垣建設さんのご協力誠に感謝します。
いつもありがとうございます。
宮本充也