2018/11/09
「【青森】お父さんの帰りが早くなる土間コンクリート」

このところ東北・北陸が続く。冬場仕事が早く終わる土間コン。宮城、山形、新潟と続々広がる施工実績、本州最北端でも大勢の見学者をお招きし透水性コンクリートの施工が実施される。どうしてお父さんの帰りが早くなるの?
本州最北端でも透水性コンクリートの施工
※施工前の様子。新築の外構工事(カーポート整備)、68m2。
※こちらの工場(親和生コンさん)で出荷をしていただいた。こうした工場が全国に分布することで、日本の地面の常識が変わる。感謝しかない。
※施工開始、奥から前面道路隣接部に向けて敷設していく。
※約70m2が始めて施工する人たちの手で見事に仕上がる。
どうして、北国・雪国で透水性コンクリートなのか?
今日(2018/11/09)は長野で開催される、施工見学会。
通常土間コンは北国・雪国に限らず、冬場の施工が忌避される。
なぜか?
それは、生コンクリートの性質に原因がある。
浮き水(ブリーディング水)
とは、生コン特有の現象として知られている。
これは生コンを敷設して締め固めると、
ペーストを構成するセメント、砂、水の密度の違いで、
一番密度の低い水が上昇してくる現象。
これが、仕上げ作業を遅らせる原因となっている。
だから、特に寒い地域だと、
土間コンは朝から深夜にかけて工事をしなければならない。
つまり、お父さんの帰りが遅くなる土間コン、として認識されている。
透水性コンクリートの隠れた強み「ブリーディングがない」。
一方、透水性コンクリートはその、「ペースト」がない。
ペーストは通常粗骨材(砂利、砕石)の間の空間(空隙)を満たすように存在するのだが、
透水性コンクリートの場合、敢えてその空間をペーストで満たしていない(その空間を水の抜け道にする)。
だから、ペーストがないから、
浮き水(ブリーディング水)が無い。
だから、冬場でも仕事が早い。
つまり、お父さんの帰りが早くなる土間コン。
働き方改革土間コン。
今回の施工見学会ではもう1件の現場確認を担当まさつぐが行なっている。
いよいよ本州最北端でも、その性能について業者の皆さんの間で理解が広がる。
生コンでいいことが広がる。
さあ、雪国・北国でもお父さん、早く帰ってご家族と団欒をお過ごしください。
今時の土間コンは30分で全てが終わる(駐車場2台分程度)。
1日で2日分のしごとができる!
働き方改革土間コン。
全国どこでも生コンと同じように手に入る。
生コンでいいこと。
宮本充也