2018/11/13
【水はけ】広い旗竿地の土間コンクリート

旗竿地の土間コンクリート。面積が広い(120m2)と、かなりの水勾配(坂)を作ってU字溝で水はけを確保しなければならない。そんな悩みから、お施主さんが生コンポータルを見つけ出し採用。朝一雨にや交通事故に見舞われたものの17時には無事終了。
広い旗竿地の土間コンクリート水勾配
※建物の外周ぐるり透水性コンクリートを施工することによって排水設備を軽減、水はけ問題を解消!
※とても広いお庭(120m2)であるため、施工面積を区分して施工。スランプがない(とめ枠をすぐに外しても自立する)ため、こうした施工ができるのも、透水性コンクリートの特徴。
※この場所は広く旗竿地(https://www.what-myhome.net/26ha/hatazaoti.htm)となっており、通常の土間コンで水勾配をつけてU字溝で水はけを確保すると、とても高低差が大きくなってしまう。
※透水性コンクリートの場合は水はけを考えなくてもいい(路面が水を吸い込む)。だから、水勾配による高低差は発生しない。
水勾配って結構大変。
見学会なんかで「土間コンあるある」として、
「U字溝が設置できなくて水はけに悩む」
というと、多くの人たちの首がうんうんと縦にふれる。
隣地までの敷地が狭かったりすると境界部にU字溝。
そこに、ガスや電気の引き込み配管があったりすると設置できない。
困る。
逆に、この現場のように面積が非常に広く、長い地面で水はけを考える場合。
その水勾配はだらだらと長くなってしまうため高低差がすごい。
限られた敷地で高低差を作るにも限界がある。
排水設備をいちいち中継させるのもとても面倒。
透水性コンクリートなら地面が排水設備
地面がスポンジだと思ってもらえれば分かりやすい。
雨が降っても地面がぐんぐん水を飲み込む。
(※日本の過去最大降雨量の2.5倍が降ったとしても水たまりにならない)
だから、真っ平ら、でも問題ない。
仮に敷地の外に流出してしまうことが懸念されるなら。
地下に暗渠を設置するなどしてそこで貯留させればいい。
路盤に導水管を設置して排水することだってできる。
だから、路面にU字溝や集水桝を設置することもなく、
水はけの問題は一発解消。
土間コンクリートの悩み、
「水はけ」
こんなに簡単に解消できるのに、
世の業者の皆さんの多くはまだまだご苦労なさっている。
関東では毎週土曜日施工見学会
へぇ、そんなもんあるんだ。
ちょっと見学に行きたいな。
でも、時間が取れないんだよね。
そんな多くの業者さんのために、
生コンポータルと協力生コン工場では、
毎週土曜日施工見学会
行なっています。
(※トップページのカレンダー参照)
※生コン工場で開催される施工見学会の様子。
車で1時間とか遠くても2時間圏内で。
毎週見学会が開催されているのなら。
一度は見に行ってみない?
これからの土間コン施工の常識がガラリ変わるから。
生コンでいいこと。
広がっています。
宮本充也