2018/11/17
「工期に追われるすべての現場監督たちへ【建築外構】」

現場監督の悩みには各種あるが、中でも「時間」「工期」は常に悩みのタネ。人手不足の現代。i-Constructionや建設ICTなど各種プローチがあるけれど、地味だけど提案してみない?透水性コンクリートという土間コンクリート。
工期に追われる全ての現場監督たちへ
※少し明るくなったまさつぐの現場レポート。出荷プラントの三和建業のお名前を間違える。
※見ての通り、「排水設備0」「真っ平ら」「勾配がない」。今回採用された粗骨材寸法は7号砕石といって5mmアンダー。
※透水性コンクリート隠れた「強み」が「スランプ0」写真のように、型枠をすぐに撤去することができる。施工ジョイントにすることで施工計画は柔軟に変更できる。
※なんと420m2の建築外構、土間コンクリートが「たった1日」で完了する。信じられる?(生コン数量として78m3、15cm厚)
420m2の真っ平らな土間コンがたった1日。
ある程度現場経験を積んだ方ならわかるはずだ。
420m2
排水設備0
真っ平ら
勾配なし
たった1日
しかも、通常時間内に終わる。
この、衝撃。
他の舗装だとどうなるだろう?
・普通の生コン
・インターロッキングブロック
・アスファルト(排水性)
たった1日は絶対無理。
なぜなら、
・ワイヤーメッシュ敷設(生コン)
・仕上げ作業(生コン)
・水勾配と排水設備設置(生コン)
・現場での加工作業(ILB)
・基層施工と排水確保(アスファルト)
もう、お分かりだろう。
1日はおろか、2〜3日は確実にかかる。
雨が降ったらどうだ?
すべてが降り出しだ。
生コン工場やアスファルトプラント、
さらには、左官やポンプ業者、
あらゆる登場人物の配置を改めて組み直さなければならない。
時計の針は残酷にも時を刻み続ける。
悩む。
打開策が見つからない。
工期に追われる全ての現場監督たちへ。
朗報を届けよう。
もう、工期に悩む必要はない。
生コンでいいこと。
当たり前になっている。
宮本充也