2018/12/16
「百聞は一見に如かず」透水性コンクリートはサンプル配布してます

廃棄は勿体無いのでサンプル施工。今回はここ大里ブロック。全国でほぼ毎日開催中の透水性コンクリート施工見学会。そこで用いられる0.5m3~1.0m3の透水性コンクリートの廃材を無駄なく利用するこの工夫。お客様にお見せするサンプルを作っています!
透水性コンクリートの廃材を無駄無く利用
全国の生コン工場や工事店に設置されているサンプル。実はこれ、実際の工事に使われた材料を無駄なく利用してます。
大里ブロックさんでの施工見学会はおなじみ「社長自ら」の施工披露。
その廃材を用いて作られるのは、冒頭に紹介した透水性能をデモできるサンプル版。
大里ブロック木村さんならではの工夫で、「使い終わった容器(廃材)」を型枠にしてサンプル作ってます!とのこと。さすが
実はその容器も廃材ってだけじゃない。
木村さんがサンプル用型枠として使った容器。
もともと、Re-con ZEROという製品が入っていた箱。
なんと、その製品。
残コン(生コンのゴミ)を再利用するために用いられる製品。
(※専門的すぎるため詳細は省くが、興味のあるかたはこちら→https://www.nr-mix.co.jp/econ/blog/post_324.html)
木村さんにかかればリアルな、
「生コン工場で捨てるもの0」
ゼロエミッション生コン工場の完成だ。
なんとよくできたストーリー。
やっぱり、透水性コンクリート とはいえ生コン。
生コンにつきまとうのは、残コン。
つまりは、廃材。
いかに地球環境に貢献できる材料、透水性コンクリートとはいえ、
廃材をそのまま廃棄していたらサステイナブルじゃない。
理屈ではわかるけど、実際に具現化しちゃう木村さんはすごい。
理屈こねるだけの人はいくらでもいる。
木村さんの背中にはいつも「抽象的なものを形にする」気迫が見える。
透水サンプル配布してます。ご希望の方はご連絡ください。
見学会のたびにこのサンプルは大量生産されている。
出荷を夢見てスタンバッテいる。
このサンプルキット。
下手なセールスマンよりよほど語る。
傍に水で満たしたコップでも置いておけば目に止めて気にかけた人はおそらくそのコップの水を垂らすことになるだろう。
おやおや、水が抜けていくじゃないか。
さながらザルのようではないか。
なんだこれは。
ちょっと、そこの、きみ。うん、きみのことだよ。
なんだね、これは。
水を透しているではないか。
そして、ようやく説明の出番だ。
「そうです、お客様。お目が高いですね。これは当今巷を騒がせている透水性コンクリートなる地面のサンプルでございまして・・・」
こうして、1件受注するわけだ。
合理的な形で普及はスタートしている。
誰かにしわ寄せしたり。
無理な形で突進するのはやはりどこかで蹴躓く。
15年の歴史を有する生コンポータルの透水性コンクリート。
全国のなまこんこうじょうの共感を得て今やとどまるところを知らない。
その普及を促進させるサンプル。
無料で配ってます(配送の場合は実費かかります)。
店先に置いておかない?
セールスマンよりも喋れる透水性デモキット。
今、日本の地面は急速に変わろうとしている。
熱い協力を寄せる生コン工場や進取の気質旺盛な工事業者とともに。
生コンでいいこと。
宮本充也