長岡生コンクリート
オコシコンは高い透水性を持ちながら表面強度・曲げ強度に優れたポーラス構造の高強度コンクリート

2019/01/10

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「土間コンクリートの洗い出しと似てるよね?」

「土間コンクリートの洗い出しと似てるよね?」

透水性コンクリートを検討される建設関係者からよく寄せられる質問「土間コンクリートの洗い出しと似てるよね?」。言われて気づく、確かにぱっと見そっくりな両者。そもそも、洗い出しって?そして、透水性コンクリートとの違いって?



土間コンクリートの洗い出しと似てるよね?

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こちらは土間コンクリートの洗い出しの1つ。特殊な骨材を練りこんだ生コンで作られた土間コンクリートの表面を【洗い出す】


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こちらもそう。セメントに着色をした洗い出しのように見える。


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こちらは通常の生コンクリートで作られた土間コンを洗い出したもの。https://www.sanei-landscape.com/?catid=6&itemid=1865 から引用


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こちらが仕上げ直後の【透水性コンクリート】の表面。うん、たしかに言われてみれば【似てる】



表面のゴツゴツ、テクスチャ、審美性。

こればっかりは主観だ。

誰に求めることはできない。

なにかを「美しい」と言っている人に、

「いいえ、それは美しくありません。」

ということができないのと同じで、

「表面がゴツゴツしているのが美しい(洗い出し)」

という認識はエクステリア界隈では普遍的だ。

土間コンクリートといえば?

大体の人が想起するそのイメージはどれもこれも似たり寄ったり。

つまり、コモディティ化している。

どれもこれも一緒。

だから、つまらない。

そこへ行くとたしかに洗い出しのゴツゴツ感、テクスチャは美、特徴と言える。

そして、透水性コンクリート

ペーストがないという意味では骨材(砂利)の輪郭がそのまま浮き出てくるゴツゴツしたテクスチャ。

それは、確かに【洗い出し】と似ている。

だから、美しい。

意匠的にあり。

供給する立場からすると意外だが、

それはそれで確かに特徴と言えるかもしれない。

意匠材料、仕上げとしての透水性コンクリートです、的な。



透水性コンクリートは洗い出しテクスチャに加えて。

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透水性コンクリートの施工断面。


テクスチャを楽しめるだけじゃない。

名が示す通り、

透水、つまり水を透すことができる。

それは一体どんなメリットがあるのか?


・完全に真っ平らにできる

水はけを気にしなくていいから水勾配といって傾斜を表面に設ける必要がない。だから、歩行も安全。

・排水設備を軽減できる。

U字溝や集水桝の設置を必要最低限、あるいは完全に0にすることができる。これはコストにもろに影響してくる。

・舗装面温度が軽減される。

水を吸収する、そして部材内部の批評面積が保水する、ということはつまり路面温度が下がる。環境温度が下がる。


まだまだ、生コンポータルでは透水性コンクリートのあらゆる特徴を説明している。

https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/

顧客から、「ちょっと特殊な土間コンクリート(舗装)ないの?」みたいな相談が寄せられたら。

透水性コンクリートは、「生コンでいいこと」。

いかなる地域でも利用ができる。

そんな透水性コンクリートは生コンでいいこと。

洗い出しにそっくりです。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士

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