2019/01/22
どうして人工芝の下地は透水性コンクリートなのか?【クローバーターフ】

人工芝の駐車場なんて想像したことあるだろうか?芝生の上に車が乗り入れる。そんな夢みたいなことも透水性コンクリートとコラボレーションすることで実現する。従来も採用されてきたコンクリート下地に透水性コンクリート。クローバーターフとのコラボが決定。
人工芝の駐車場は【クローバーターフ】だけ!
伸び行く新興市場【人工芝】の伝道師。PAE社の安藤部長から人工芝の何たるかをレクチャー受ける。
なんと、多彩な色が選べる人工芝はエクステリアだけじゃなく室内の意匠材料としても面白い。
従来人工芝の下地に通常の土間コンクリートが採用されることが多いという。その理由は、耐久性やメンテナンス性(まっすぐを維持したい、デコボコさせたくない)。
下地が透水性コンクリートになることで何がいいの?
そもそもなぜ下地に土間コンなのか?
長年供用しているとどうしても凸凹してくる。
特に写真のようなゴルフの練習。
何度も踏みつけたり。
仮に車が乗り入れたりしたら、
人工芝の表面がまっすぐではなくなる。
でこぼこになってしまう。
それを避けるために往々にして土間コンクリートが採用されてきた。
でも、その土間コンにも欠点がある。
人工芝は水に弱い。
水浸しになっていると人工芝は劣化するという。
だから、適切に水はけをしなければならない。
そう、つまり水勾配(傾斜)が人工芝につくことになる。
真っ平らではない。
斜めな人工芝。
これが、下地を土間コンにすることのデメリット(意識されない)。
その痛みを和らげる。
下地を透水性コンクリートにすることで、
完全に真っ平らな人工芝の地面を実現する。
数ある人工芝の中でもクローバーターフだけ!!
完全真っ平らな人工芝の駐車場という挑戦。
水はけしなくても大丈夫な人工芝。
それは、クローバーターフだけ。
そして、さらに車が乗れる。
駐車場としての人工芝。
そんな挑戦が始まる。
今週生コンポータルではクローバーターフの駐車場を施工し実際に駐車場として供用をはじめる。
雨の日も、晴れの日も。
その上に車が乗る。
もちろん、人工芝そのものの耐久性もある。
そして、下地が頑丈にコンクリートが支える。
水は表面に溜まることなく常に乾いている。
数ある人工芝の中でも水はけを考えなくてもいいクローバーターフ。
そんな付加価値はどこまで通用するだろう。
新たな門出に鼓動が高鳴る。
ウッドデッキの駐車場の時もそうだった。
透水性コンクリートはほかの舗装材料との相性が抜群。
これからもさらにいろんなコラボがスタートするだろう。
世界にひとつだけの舗装。
世界にひとつだけの地面。
透水性コンクリート。
生コンでいいことが実現するのはそんな価値。
生コンでいいこと。
宮本充也