2016/09/19
「空気読めてないホームページ」いい人の罪

僕はAmazonで買い物をしたことがない。
会社ではAmazonのアカウントをもって購入したりしているようだが、
根っからのものぐさである僕は、買い物をほとんどすることがなく、
どうしても必要な品(生きていく上で)が発生した場合は、
・目についたコンビニ
・ドラッグストア
などで購入をし、それ以外は人さまにお願いして購買してもらうようにしている。
ここまでは極端かもしれないけれど、IT戦略を推進していく上で、
「人は基本ものぐさである」
という前提は重要だと思う。
ダメな営業マンは、
「お客さんがよさを分かってくれない」
「○○すらしてくれないんで困っちゃうんですよ」
のように、お客様になにかを期待する傾向がある。
つまり、自分ではない外部要因に望みをかけてしまう。
ただ、昔から言われているように、お客様は神様、だからほぼ期待してはならない相手である。
お客様は一人ひとり個性があるし、
一人として同じ個性の持ち主などいない。
それらいちいちのお客様の個性を理解したり、
それらに対して適切に変化することなんか無理。
だって、一人ひとり全然違うから。
唯一完璧に理解できる個人て、実のところ「自分」しかいない。
だから、
「お客様が自分だったらどうか?」
という仮定であればだいたいほしいものや期待を察することができるし、
例えばその仮定が間違っていたとしても、自分自身の仮定に会う個人を探すだけなので、
それぞれに変化する個体についていちいち変化させるよりも、
仮定はぶれないので顧客に対してのサービスもぶれることがなく、
的の外れない適切なサービス提供が可能になるのではないだろうか?
自分自身の性向を前提とすれば、自分に共感してくれるお客様を探しやすいし、
共感からビジネスは広がるのだから。
自分以外の人のことなんかわからないと思っていた方が楽だ。
さて、そんな前提に立って、
「僕みたいにものすごくものぐさな人」
がソリューションを探して当ホームページを訪れる、
そんな仮定でIT戦略を推進していくことになった。
透水性コンクリートがほしいと思ってあまたあるお客様が必要としていること。
それは、
・会社のネームバリュー
でも、
・会社の歴史
・従業員のコラム
・製品の歴史
そんなもんじゃ一切なく、昨日も書いたけれど、
「いつ、いくらで、手に入るのか?」
以上である。
早速だが、当社全製品に関して、簡単な条件をフォームに記入するだけで、
・いつ
・いくらで
その製品を手に入れることができるのか、簡単に理解できるサービスを10月1日から運用する予定だ。
もちろん、その裏側にはその製品がきちんとしたものであることを支える、
歴史であったり、努力であったり、会社の姿勢は当然必要。
だけど、そこをほしいのではなくて、表面に出ている一部の情報が顧客は欲しいのだ。
僕みたいにとてもものぐさな人間が仮にホームページを訪れて、
「社長あいさつ」
みたいな、よくわからない偉そうな髭を生やした人の長文が載ってたら、
直ぐに別のページに飛んでしまうだろう。
必要なのは社長の想いではなく、「いつ・いくらで透水性コンクリートが変えるか」なのだから。
いい人が逆に回りに迷惑をかける
そんな状況今まで身の回りでなかっただろうか?
とてもいい人だけにあまり袖にもできずに、その「面倒くささ」が続く。
そんな状態。
「空気読め」
である。
空気を読むのはとても大変である。
できれば、自分の殻に閉じこもって、自己満足の世界に浸っていた方が楽である。
だけど、世間の風や空気に触れて必要とされているものが何かを理解し、
それに合わせて実際の行動を変化させていくことが進化を促すし、
社会に貢献することによってより大きな幸福を感じることができるのも事実。
当社IT戦略。
年末まで4か月を切っている。
PV数を60,000(現在10,000)を目標設定にしている。
6倍を達成し、突き抜けた長岡生コンを手にするのも僕たちの行動次第。
そのための施策を自信をもって大胆に実行していこうと思っている。
宮本充也