2019/02/25
多彩な色提案は老舗【フッコー】とのコラボがなせる【意匠材】透水性コンクリート

またしても保育園の外構舗装に透水性コンクリート。今度は、カラー(レミーブラウン)が採用。園児の目にも歩行にも生活にも優しいドライテックの塗装風景について。
アースカラーの地面は透水性コンクリートで
塗り壁老舗メーカーフッコーの提案で意匠材料として採用されたドライテック(透水性コンクリート)。吹き付けで色が塗装される。
人気の真砂土(まさど)舗装と同じく透水・保水するものの、コンクリートの頑丈さを備えているため恒久的な使用が可能。
これで完成。以前は「製造の際に顔料を練りこんで」いたのを現在は塗装に全面的に切り替えた。
顔料練りこみを全面的にやめた理由。
15年の歴史を有する透水性コンクリート。
最初は意匠材としての提案が多かった。
見た目。
それは、提携企業がフッコーといって塗り壁材料のメーカーだから。
なぜ、生コンと塗り壁か?
塗り壁が志向する方向性が「付着強度」という性能であり、生コンは圧縮強度の専門家ではあるものの、この付着に関しては知見が少ない。
そんな理由から始まった凸凹コラボ。
15年の歳月はその凸凹がベストマッチだったことを裏付けている。
して、当初カラータイプをオーダーされると、
工場製造時に顔料をミキサー投入
を採用していた。
これが関係者にかなりの負担を強いていた。
・生コンプラント(車両)の洗浄に特別な配慮を要した
・エフロレッセンス(白華)といってせっかく着色した色が白く薄くなってしまう
主に上記2つの理由から製造時顔料投入を全面廃止してローラー塗りか、今回のように吹き付けに変更した。
多彩な色提案はフッコーのお家芸。
そもそもが「見た目」勝負の塗り壁・仕上げ材。
色付けには自信あり。
120m2などロットがまとまれば日塗工色の全ての色に対応できる。
ピンク
オフホワイト
レモンイエロー
あなただけの地面は老舗塗り壁メーカーの技術力により実現する。
また、舗装用として製造された塗装であるため耐久性も安心。
(※車両乗り入れの場合タイヤマークが付着することもある)
#デコ土間
このところその他舗装材、
・ウッドデッキ
・人工芝
・ゴムチップ
・天然石樹脂舗装
etc
とのコラボが進んでいる。
その原点ともいうべき、
カラー透水性コンクリート。
生コン目線だとどうしてもないがしろにしてしまう、
・見た目
フッコーとの連携で「見た目」も美しい透水性コンクリート。
これも、生コンでいいこと。
宮本充也