長岡生コンクリート
オコシコンは高い透水性を持ちながら表面強度・曲げ強度に優れたポーラス構造の高強度コンクリート

2016/10/02

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「僕らが学習をする理由」一級土木施工管理技士

「僕らが学習をする理由」一級土木施工管理技士

勉強が好きになれる薬が売ってたら、

98,000円までなら払う気がする。

勉強が好きって人いるんだろうか?

そもそも、

勉強→勉(勉学)を強(強いる)

のだから、軽やかではない。

学生のころなんか試験前にしか勉強をしなかったし、

受験勉強の時くらいしか勉強しなかった。


社会人になると、自己責任になるので、

強制的に学ばされることがない。

これはある意味不幸であって、

結果や成果はどれけ多くのことやモノをインプットして、

成果としてアウトプットして評価されるしかないので、

社会人になって思うのは、

「強制的にでも勉強させられてた方が楽」

ってこと。

自律してきちんと毎日に学習の時間を設ける

結構大変なことで、ついつい数多くの誘惑に負けて、

・友達と飲みにいっちゃったり

・撮りためしてたアメトークを観たり

・温泉いっちゃったり

してしまうものだ。


本日、一級土木施工管理技士の試験があった。

ikkyuudoboku.jpg

https://www.jctc.jp/exam/doboku-1


学科試験(7月)と実地試験(10月)の2回の試験準備のため、

僕の場合半年間の準備期間が必要となった。

毎日学習する量を決め、どんな誘惑が襲ってきたとしても絶対に実行する。

やり切った感がある。


そもそもなんで生コン屋風情が土木施工管理技士必要なのか?

僕なりの理解としては、

「生コン供給者たるもの生コン需要家の心理や言葉が理解できるべき」

ということに尽きる。

「お客様の立場にたつ」

なら、お客様が経験する様々に関する体系的知識を得ているべき。

なんとなくわかっているような気がしていても、

やってみて気づいたことは多い。

生コンなんてのは工事管理における重要な要因ではあるものの、

単なる一要素であって、非常に広い土木工学の入口を理解するには、

一級土木施工管理技士の学習はとても有益だったと思う。

受かろうが受かるまいがもうこまできたら本当にどうでもいい

(ぶっちゃけ受かったらすごいうれしいけど)


このほかに、生コンのお客様の言葉や心理を理解するための学習として、

・一級建築施工管理技士

・一級造園施工管理技士

・一級舗装施工管理技士

etc・・・

数え上げればきりがないが、理想はこれらを学習することにより、

生コン供給者としてのスキルを成長させることだろう。


本日の試験は実地試験となり、記述が中心となっている。

最も重要な出題は、「経験記述」と言われており、

ここでは実際の現場における経験がものをいうようになっている。

今回は、

「安全管理」

がテーマ。

僕が経験しているコンクリート舗装工は、

あんまりリスクがない(高所作業等がない)ため、

一番嫌な出題に当たったことになる。


唯一の安全管理経験と言える、

「夏季における透水性コンクリート舗装中の熱中症対策」

をテーマにしてしこしこと震える手で回答欄を埋めてきた。


透水性コンクリートを購入してくださるお客様のためには、

お客様から見える表面上の形を支える膨大な量の知識と経験

という裏付けが必要である。

知識はビジネスパートナーとのコミュニケーションや学習から、

経験はやっぱり現場に足を運んで実際に目で見て手で触れること、

からしか得ることができない。

なにか達成すればまた新たな課題が降ってきて、

終わりの無い道程だけれど、

これら蓄積が、

「きちんとした透水性コンクリート」

「水たまりのできない駐車場」

「水勾配のない平らな土間コン」

「清潔できれいな犬走」

として、喜んでいただける形を支えると思って、

そして、物事に近道は存在しないし、

継続は大いなる力になるという事実を信じて、

生コン技術者の研鑚に終わりはない。


宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士

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