2019/03/03
郵便局のエントランスに透水性コンクリート採用!

神奈川県内の郵便局。元々枕木(まくらぎ)のエントランスだったところが腐ってしまい土間コンクリートかアスファルトに。修繕設計の担当の方が生コンポータルを見て決めた。「土間コンクリートにすると歩道に水が流れてしまうので透水性の物にしなければ」と採用。
郵便局でも透水性コンクリート採用!!
もともと枕木だったエントランスを撤去して透水性コンクリートを施工することに。
製造は神奈川県の雄、東伸コーポレーションから。
あっという間に完成は透水性コンクリートの特徴。でも、その透水性は永遠に続く。それは、コンクリートがガラスや石の仲間だから(si,ca)。
郵便局を訪ねる人たちの足元は雨の日でも濡れない。室内に水を引っ張ることがない。水たまりに足がはまってテンション下がるなんてこともない。
街の景色が変わっていく。
技術の普及に携わっているとたまに感動することがある。
普段の街の景色の一部に自分たちが参加している。
自分たちが参加して敷かれた透水性コンクリートの上を、街の見知らぬ人たちが普段通り歩いている。
その上で待ち合わせしたりしている。
気づかれない。
ただ、街の当たり前の景色としてそこに馴染んでいる。
透水性コンクリートは僕たちが発信してそこに敷かれた価値。
かといって知られることもない。
ただ、ひたすら、そこで水を通し続けている地面。
そんなことに感動することがある。
アスファルトや土間コンクリートと絶対的に違う価値。
これまで供給体制が整っていなかった時には比べることはできなかった。
特別な、透水性コンクリート。
そんな特別な製品では、たとえ比べても意味がない。
今では全国の供給体制が整った。
普通に手に入る、透水性コンクリート。
アスファルトに比べて、「コンクリート」は耐久性が特徴。
たわんだり、熱で溶けたりなんかしない。
だから、その透水性能は恒久的。
土間コンクリートに比べれば、施工性が光る。
1日仕事になりがちで、表面に色むらやひび割れが懸念される土間コンに比べて、
夕方30分で終わる
という特徴は、迅速施工、そして表面が粗面(ペーストがない)であることから、
・色むら
・ひび割れ
が問題にならない。
もちろん、土間コンクリートと違って水を通すから水勾配を考えなくてもいい。
WEB戦略も3年経過し、
今当たり前になった透水性コンクリートは、
街中の当たり前の景色、郵便局の地面も変えた。
もっと、身近に。
それも、生コンでいいこと。
宮本充也