2019/03/07
「毎日雨ばかりで困りますね」それなら!【透水性コンクリート】は雨天に強い土間コンクリート

「排水がない」、「勾配を取りたくない」という理由で採用、立川市一般住宅駐車場。 お施主様より透水性コンクリートを施工して欲しいとの申し出。ネットで検索で生コンポータルに連絡し施工決定。不安定な天気ながらも施工を敢行。「土間コンクリートでは心配でできませんでした」と業者様。15時ぐらいから小雨が降り始め22時にはどしゃ降り。
施工:遊木、製造:東京テクノ
「毎日雨ばかりで困りますね。」不安定な天気に強い【透水性コンクリート】とは
外構工事のスタンダード「尻カッチン」。工期に追われるそんな時に最悪なのが、「土間コンクリート打設」。
不安定な天気。雨の合間の30分、1時間で完成する土間コンは今話題の透水性コンクリート。
雨でも打てちゃう。施工しちゃう。
「土間コン打設当日の朝、降水確率80%ならどうします?」
全国各地で建設事業者対象に開催される生コンでいいことセミナー。
この質問に一同、
「中止」
と答える。
それが、土間コンの常識。
なぜか?
土間コンは生コンクリートを現場で整形して作られるもの。
生コンは半製品で、
・ブリーディング
といって敷設(材料を置く)の後水が表面に浮いてくる現象がある。
このため、2〜3時間の手待ちが発生する。
そこから、
・仕上げ
といって金鏝で左官仕上げを3回戦。
まるっきり1日仕事。
朝始めて、夕方下手すると夜終わる。
深夜なんてことも。
これが、土間コンクリートの現実。
一方の透水性コンクリート。
その、
・ブリーディング
・左官仕上げ
がない。
敷設後プレートで転圧、以上終わり。
だから、30分で施工完了。
夕方とか雨の合間で施工できちゃうのだ。
しかもだ。
水を透す構造だから水勾配を設計しなくてもいい。
メッシュもいらない。
排水設備も不要なんてこともある!
今年の梅雨時期はおススメですよ!
知ってる、知らないが明暗を分ける。
日本全国小ロットから生コンのように当たり前に購入できる透水性コンクリート。
知らなきゃ損する。
お施主さんだけじゃない。
施工業者がいちばん損する!
知って得する、生コンでいいこと。
宮本充也