2019/03/26
「まだ土間コンに苦しんでるの?」

WEBによる生コン情報発信生コンポータルは4年目を迎えている。全国展開するリアルな施工者との交流(In Put)とWEBによる情報発信(Out Put)の連続は、生コン需要家すら気づいていない「困った」を明らかにしようとしている。
「まだ土間コンに苦しんでるの?」
供給する我々も囚われている。
施工する人たちも囚われている。
常識
「土間コンとはこういうもんだ」
実際に全国の施工者と交流してみて
・丸1日かかる。
・降水確率高いと取りやめる(工期に影響する)。
・冬場は一旦夕方家に帰って食事してから深夜に及ぶ仕上げをしている。
・猫の足跡に苦しんだこともある。
・ひび割れや色むらは不可避であり常なる悩み事。
・水はけのための水勾配に常に悩んでいる。
・煩雑なワイヤーメッシュ施工。
これが、全国の施工者に共通する「土間コンとはこういうもんだ」の実像。
通常の生コンによる土間コン施工と透水性コンクリートの比較資料。
水引き待ち(ブリーディング)と仕上げが無い(プレートしあげ)から30分で施工そのものは完成。
静岡県。アプローチに採用11m2
神奈川県。天然木デッキの下地として採用100m2。この規模となると大人数で1日がかりになってしまうはずだ。
長野県。駐車場15m2程度に採用。
どこか特別な地域の特別な話ではない。
こう言う話を見聞すると、
「そういう新しい取り組みが一部で始まってんだ」
と断じられてしまうかもしれない。
そうではない。
日本中どんな地域でも小ロットから手に入るのが特徴。
もう、始まっているのだ。
新しい時代の新しい土間コンクリートの常識が。
従来の常識と比較してみよう。
・丸1日かかる。→駐車場2台程度なら30分で終わり。
・降水確率高いと取りやめる(工期に影響する)。→雨の合間や小ぶりの時に施工可能。
・冬場は一旦夕方家に帰って食事してから深夜に及ぶ仕上げをしている。→夕方5時には現場にだれもいない。ビール呑んじゃおう。
・猫の足跡に苦しんだこともある。→人が乗っても足跡つかない。
・ひび割れや色むらは不可避であり常なる悩み事。→ペーストが無いから悩まない。
・水はけのための水勾配に常に悩んでいる。→水透すから悩まない。真っ平ら。
・煩雑なワイヤーメッシュ施工。→いらない。施工も楽。
となっている。
これでも土間コンに苦しむの?
施工見学会は毎日行われている。
希望に応じてどこでも開催する。
どんなに疑い深い人でも、
いや、疑い深い人ならなおさら。
1度施工して仕舞えばきっと病みつきになるだろう。
透水性コンクリート。
それは、新しい土間コンの常識。
生コンでいいこと。
宮本充也