2019/04/30
「草取りが大変!でも、舗装するほど大げさにしたくない」とりあえず試してみない?【らく砂】で雑草対策

これから迎える夏の困り者、雑草。透水性コンクリートを発注されるお施主さんの採用理由にも常にエントリする雑草、水はけ。舗装する前にちょっと試してみない?らく砂(らくさ)で雑草対策。
お年寄り世帯が増えて高まる雑草対策というニーズ
透水性コンクリートの採用理由で常に上位にエントリするのが「雑草対策」。写真は、イギリス帰りのガーデンドクター柴ちゃんのHPから。
こちらが、らく砂(さ)。全面的に舗装するのが一番かもしれないけれど、最低限舗装(駐車場など)して、その他の地面はこれで様子をみておかない?
草取りらく砂の性能。
・まくだけ
アスファルトやコンクリート舗装のように大げさにはならない。除草後に、たださばいてまくだけ。以上終わり
・砂だから
もちろん、通気性、透水性はある。固めないから水は抜けていく。駐車場などのような用途には向かないが、普段人が立ち入らないような犬走りならこれでも十分なんて人もいるだろう。
・有害物質を含まない
例えば除草剤なんかを使うと植木や草花に悪影響を与える懸念がある。その点はらく砂はまったく有害物質を含まないため安心して使用できる。
・雑草やコケを長期間抑制
芽が出ているものはそのまま成長し、新たに生えてくる雑草だけを防いでくれる。ニチマンラバーテックの技術が光る!(同社HP)
何でもかんでも透水性コンクリートを提案するのはプロじゃない。
もちろん、透水性コンクリートの機能には自信を持っている。
建設現場やエンドユーザー(施主)に喜びを届けられる。
ただ、オーバースペックの場合もある。
そこまで予算かける必要ないっしょ。
その内心の言葉はきちんと伝えるべきだ。
それが、信頼されるプロの仕事。
もちろん、透水性コンクリートなどで舗装した方が完璧だ。
それは間違いない。
ただ、時と場合に応じて施主の要望を鑑みて、専門知識を都度提示すべきだ。
日夜マテリアルは進化している。
あらゆるメーカーがそれぞれの技術を競っている。
こうした知識にきちんとアンテナを張って。
これからも、生コンでいいことを現場に届けたい。
そんな姿勢も、生コンでいいこと。
宮本充也