2019/05/16
「犬走りもやりたかったな!」設計スペックでも選ばれる透水性コンクリート

設計スペック。いろんな理由で選ばれる透水性コンクリートは、今回フッコー(老舗壁材。担当内海氏)が設計事務所に提案して採用された駐車場。「犬走りもやりたかったな!」は現場監督さんのコメント。「今度わかったから機会があれば採用していきたい」とお褒め頂きました。
施工:庭コン、製造:三和建業
今度わかったから機会があれば採用していきたい
建築前から、設計段階で既に駐車場は透水性コンクリートと指定されていた。現場を預かる監督さんにとっては「はじめての製品」であり戸惑いもあっただろう。
施工は庭コン運営会社生コンポータルで実行。まれにこうしたケースはある。
仕上がりに「犬走りもやりたかったな!」は最高の誉め言葉。(※犬走りとは建物周りと隣地境界の狭い箇所のこと)
1回経験すれば解る。
今日も日本中で普通の土間コンクリートが施工されていることだろう。
100や200じゃきかないはずだ。
数千件の土間コンクリートが毎日施工されていることだろう。
それらのほとんどは無感動に何も考慮されることなく決定されているはずだ。
透水性コンクリートという可能性を考慮されることなく。
衣服に飛び散った生コンが付着することが当たり前。
長靴履くのが当たり前。
ブリーディング待ちが当たりまえ。
仕上げに時間がかかるのが当たり前。
そんな風に当たり前に苛まれているはずだ。
僕たちはそんな当たり前を変えたい。
打破したい。
今回の監督さんのように「1回経験する」だけでころり常識が変わる。
そんな経験を増やしていきたい。
1回経験。
その1回が非常に大きな違い。
それだけで、土間コンクリートの概念が変わるのだから。
選択の幅が広がるのだから。
僕たちが提供しているのはそんな、
生コンでいいこと。
宮本充也