2019/05/21
【茨城】「理屈をこねてたって仕方ない」製造者・施工者・発注者を繋げる実践

もう、何回目かの施工見学会は茨城県つくば市の大里ブロックで開催。来週に施工を控えているという施工者さんをはじめ、「カーポートと一緒に頼まれることが多くて」と新たな事業機会を期待して参加される方も。一様に「簡単に施工ができちゃうね」
筑波山をバックに。全国各地その土地ならではの施工見学会
施工の間中ホースの水は勢いよく施工サンプルに吸い込まれていた。
大里ブロックのキャップ。背景には筑波山と生コンプラントが偶然映る。
品質確認の方法の説明に熱心に耳を傾ける各位。
理屈をこねてたって仕方ない。
200年前の地面を取り戻す具体的なアプローチ。
透水性コンクリート。
何にも覆われていなかった地面のごとく。
降雨はそのまま地下水脈に還元される。
だから、透水性コンクリートは有効だ。
ここまでは、理屈だ。
実際にそうするためには、その材料を供給する体制。
つまり、日本中の生コン工場が製造し届けられる体制を整える必要がある。
それだけでは足りない。
その土地の施工者が適切にその施工を理解している必要がある。
製造と施工がきちんと両輪でその土地で整備されていなければならない。
そして、情報発信。
このブログのように日々たゆまない情報発信を実践する。
その土地に住んでいる一般の方や歩道や駐車場を整備しようとしている発注者の方にその価値が届いていなければならない。
理屈をこねてたってダメ。
毎日全国各地を訪ね、
・製造者
・施工者
・発注者
をつなげる実践をひたすら行う。
共感してもらえる各種団体との連携。
その先に、人間と自然が調和する世界が立ち現れる。
世界に対して無感動に。
何も考えず日々を暮らしたくはない。
そんな思いを持って。
透水性コンクリートの普及はそんな人たちに支えられて今日も広がっている。
生コンでいいこと。
宮本充也