2019/05/22
「高いの安いの?」メッシュを使わない土間コンクリートは透水性コンクリート【だけじゃない】

今後エクステリア・建築外構の分野で普及が急がれる「メッシュを使わない土間コンクリート」。つまり、ワイヤーメッシュの代替としてPP(ポリプロピレン)繊維を採用。世界大手のBarchipと描くそんな夢は「高いの安いの?」
ワイヤーメッシュを使わない土間コンクリート
ワイヤーメッシュを配筋しない代わりにPP繊維をm2/110〜145g撒く。
工程にあるタンパーで繊維は沈み込む(2〜3cm程度)。そのため、表面の仕上げに影響はない。
結論、安いです。
m2/160円(材料費)
これが、結論。
ワイヤーメッシュ配筋、m2/500〜800円(材料、敷設手間)が相場。
安い。
楽チン。
1袋3,640gのPP繊維(バルチップ)。
110〜145g/m2だから、大目に使った(145g)として、
1袋で25m2程度となる。
4,000円が1袋の価格だとしたら、
4,000円/25m2=160円/m2
それだけじゃない。
見過ごせないアドバンテージがある。
ワイヤーメッシュ(https://store.shopping.yahoo.co.jp/work-parts/w6-100.html より引用)
PP繊維。
運ぶのどっちが楽?
答えは言わないことにする。
いろんな人がいるからだ。
「ワイヤーメッシュはかさばるでしょ?運ぶ時衣服にまとわりついたりして」
「いや、仕事している実感があっていい」
そんなことだってある。
ただ、PP繊維にすることで言えること。
4kg弱の袋(サイズはセメント20kg袋程度)をポンと2〜3袋荷台に置くだけ。
なんなら運転席だって置けるくらい。
この工法。
エクステリア界隈を席巻します。
建設から面倒臭いを取り除く。
それも、生コンの生コンでいいこと。
宮本充也