2019/06/02
「新しい材料、いやだよね?」失注原因の大半は施工者の【食わず嫌い】の処方箋【見学会】について

B to B(法人営業)向けWEBサイトは主に対象を専門業者(施工者)として記事更新をしている。それでも絶えないC(施主)からの問い合わせ。それは、「施工者が透水性コンクリートをやってくれない」。
テコでも首を縦に振らない施工者の心理とは?
透水性コンクリートという工法があるのは知っている。でも、イマイチ近づきたく無い。抵抗がある。
人は誰しも変化をストレスと感じてしまう。
「バンキシャ」や「特ダネ!」などでも紹介されていた。
住宅の庭など小規模でもやっているようだ。
調べてみると大手ハウスメーカーでの採用事例もある。
近所でも施工しているみたいだ。
草取りにうんざりしている自宅の庭の整備に透水性コンクリートを検討してみたい。
これは、施主心理。
やっぱ、自分の家のことだからより良いものを志向するのはあたりまえ。
一方、施工者の心理。
「聞いたことあるが、触ったことない材料に手を出して炎上させたくない」
「契約金とか、ややこしい事言われそう」
「過去の歴史から言っても新しいぽっとでの商材にはろくなもんがない」
「新もん好きの施主のたわごとをなんとか押さえたい」
これが、真実。
実際に取引のある施工者の大半は「最初から前向きではなかった」。
全国開催中の施工見学会は要望に応じて「どこでも」「いつでも」開催されている。
施主、施工者、双方にとっての価値を重ね合わせる。
価値の伝わり方には情報格差がある。
・社会全体
・施主(一般)
・施工者(エクステリア業)
・供給者(生コン工場)
それぞれにはどうにも壁がある。
それは、商取引(つまりお金を取ったり引いたり)が存在している。
「一生に一度の買い物に騙されたくない」
「へんな商品を施工してクレーム食いたくない」
それぞれにそれぞれの立場がある。
これは、永遠に埋まらないのだろうか?
本来はより良いものを作り出すパートナー同士であるべき。
それぞれに同様に納得してもらうための情報開放活動。
・生コンポータル(庭コン)
・施工見学会(生コンでいいことセミナー)
ここでは、施主、施工者それぞれを無料でお招きし実物をご覧いただく。
施主ばかりに偏ってはいけないし施工者ばかりに偏ってもダメ。もちろん、生コン工場のことも考えなくてはならない。
15年の普及活動でわかったこと。
最終的に財布の紐をもっている施主ばかりを考えていてもダメ。
途中に存在する、
・施工者
・製造者
それぞれの価値も同時に伝えていかなければならない。
その答えが、
・見学会(生コンでいいことセミナー)
https://www.nr-mix.co.jp/calendar/index.html/
全国47都道府県、地道に巡回している。
決して楽な旅じゃない。
体力も消耗する。
けど、ネットだけでは完結しないのだ。
虚実(ネットと見学会)織り交ぜた情報開放活動。
その先に普及がある。
そして、その普及の先に自然と人が調和する世界がある。
ありがたいことに順調に加速し始めた。
適切に価値を届けていきたい。
生コンでいいこと。
宮本充也