2019/06/08
【静岡】「送電線の鉄塔内舗装は岳南建設!」ららぽーと隣接鉄塔内舗装に透水性コンクリート

電力系工事に圧倒的な施工経験を持つ静岡の雄岳南建設にとって透水性コンクリートは普通の材料。ららぽーと(沼津)隣接送電線鉄塔内舗装整備に透水性コンクリートがまたも採用された。
住宅外構から徐々に大規模なシーンへ
鉄塔下は通常フェンスに囲まれ立ち入りができなくなる。舗装をしなければ草が生えて衛生上問題となる。鉄塔ならではの問題。それは、排水。
雨の日鉄塔の近くを歩いたらじっくり眺めてみよう。
僕の趣味のランニング(毎日10km)は雨の日にも欠かさない。
毎日走る。
コースによっては送電線の鉄塔の近くを走る場合もある。
ふと、異常に気づく。
先ほどまでの雨量よりもいくぶん鉄塔周辺の方が雨の密度が高い。
鉄塔がない場所よりもいくぶん雨量が多いように感じられるのだ。
雨の日送電線鉄塔を通ることがあったら是非気に留めてほしい。
事実鉄塔は大気中の雨水をそのトラス状に組まれているアングルが集めてしまう。
ハエ取り紙の理屈だ。
だから、鉄塔直下の排水は高機能を求められる。
通常の排水では隣地に雨水が流出してしまう恐れがあるのだ。
だから、舗装も排水機能の高い透水性コンクリートに。
不安定な空模様でありながらも施工を決行。
これまで無数の鉄塔でご利用いただいている岳南建設の施工の安定感はすばらしい。
徐々に大規模案件へとシフトする。
鉄塔での採用を決めていただいた岳南建設(清野さん)を始め多くの施工者の手によって規模は大きくないながらも毎日どこかで透水性コンクリートで舗装が進んでいる。
中心は住宅外構。
30m2〜50m2という規模。
鉄塔工事になるとその規模は100m2を超えたりすることもある。
集合住宅や公園の歩経路なんかになると100〜500m2という規模に。
そして、道路。
まだ、道路に関しての施工実績は少ない。
ただ、道路会社らとの連携が進めば、生活道など軽交通での適応はなんら問題ない。
少しずつ少しずつ。
逆風もありながらも(施工者が嫌がるなど)たくましく普及が始まっている。
200年前の何にも覆われていなかった地面を取り戻す。
そのことは自然と人が調和する環境を創造する。
宮本充也