2019/06/11
【見学会】「めげず続けよう」圧倒的に足りてない【施工】体制について

全国開催中の施工見学会では、一般からの引き合いが絶えない透水性コンクリートの施工を体験できる。今日も京都市と市原市で開かれている見学会に関心の薄い施工者達への焦りについて。
毎日4〜5件寄せられる施主からの引き合いに比べて施工者達の無関心が目立つ
多い時には1日に5件以上もたらされる一般(施主)からの問い合わせ。このように引き合いの様子は関係者で共有されている。
圧倒的に足りない施工体制。
頼まれなくともほぼ毎日全国のどこかで見学会を開催している。
ご当地の生コン工場(製造者)とご当地の施工者に透水性コンクリートの価値を伝える活動をしている。
そこでは実際の材料に触れることができ、施工の方法を学習することができる。
こちらは大手ハウスメーカー外構部門向けに開催された見学会。
今日は京都市と市原市で開催されている。
京都の施工者の参加は0。
市原市には1社お越しいただけているようだ。
施主からの引き合いに対してこの施工者の反応はどうだ?
0ってなんだ?
ごくたまにある、参加人数0。
これは当方の集客のあり方にも問題があるかもしれない。
ただ、施主一般の反応に比べてあまりにも希薄な施工者の反応。
現場を担当するラストマイルが無関心ではこの価値は適切に市場と顧客に届かない。
市場が求めていてもその価値は届かないことを意味する。
そのことに焦りを感じている。
急がれる施工体制の構築。
難航する京都見学会についての舞台裏の様子。みんな、施工体制の確立に真剣に取り組んでいる。
「めげず続けよう」
これしか無い。
仲間の鈴木さんに指摘されてふと15年を振り返ってみる。
当初まったく売れなかった時期から比べれば今は嘘見たいだ。
毎日どこかで施工もしているし、引き合いも信じられないくらい寄せられている。
15年の積み重ねを振り返れば今そんなに焦る必要はない。
成果は確実に訪れている。
僕たちの理想。
「何にも覆われていなかった地面の再生」
主体的な生コン工場と施工者が変える日本の地面。
復活する井戸水や湧水。
自然と人とが調和して暮らす世界。
今はそんな理想とは程遠い状態。
遠くを眺めやり焦る気持ちは仕方ない。
近く(現実)を見ればまるでそのレベルに達していない。
成果も、組織のレベルも、僕たち一人一人の意識も。
「めげず続けよう」
理想は理想として大切にしながらも。
焦らず目の前の現実に取り組もう。
ここ15年がそうだったように。
15年が信じられない変化をもたらしたように。
これから現れる景色1つ1つは僕たちが変えるべき現実。
一人でも多くの施工者にこの価値を届けるために。
今やるべきこと。
情報開放活動と見学会。
最後の一人になろうとも。
続けてやる覚悟だ。
宮本充也