2019/07/13
【岡山】「水を与えてはいけません」真夏の透水性コンクリート

真夏でも日々拡大する透水性コンクリートの施工実績。岡山は白石建設から届けられた住宅外構の舗装工事。「喉乾いてそうに見えても水を与えてはいけません」。
真夏の透水性コンクリート打設の後って水を与えたほうがいいの?
生コン車到着。1年越し計画がいよいよ実って透水性コンクリート納品(白石建設)。
施工開始。奥行きの長いエクステリア工事。一輪車で小運搬する。
いよいよ最終局面。4m3(およそ35m2程度)をおよそ90分で施工完了。
完成写真。
表面が少しずつ乾いてきて水を与えたくなるんだけど。
よくある質問。
「施工後冠水養生したほうがいいの?」
大丈夫。
そのままで結構です。
なぜか?
水でじゃぶじゃぶ洗ってしまうとペーストが落ちてしまう。
そもそも水を通すコンクリート。
冠水養生を行えばその水も通してしまう。
通る過程で骨材と骨材を付着せしめているペーストも洗い流してしまう。
つまり、結合が弱まる。
ぽろっと取れる。
骨材が飛散してしまう恐れがある。
だから、そのままにしておいてあげましょう。
「なんか喉乾いてそうに見えるから水をあげたいんだけど」
気持ちはわかります。
でも、グッとこらえましょう。
生コンでいいこと。
宮本充也