2019/08/22
「東京五輪トライアスロン問題の真相」排水設備

来年開催される東京五輪のトライアスロンに先立ち水質検査で基準をはるかに超える汚染が問題となっている。その原因は排水設備にあるとされるが、もっと前に考えてみない?舗装されている地面がそもそもの根本問題。
"東京湾に汚水"トイレ含む生活排水も
Yahooニュースで話題騒然。「残ったトイレットペーパーが泡のように」(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190821-00010013-abema-soci.view-000)
原因についてあらゆる分析がなされている。
「下水処理能力を超える降水時」が原因と結論づけている。
ゲリラ豪雨になると、下水処理能力を超える降水時。
東京で地面がむき出しになっているところを見つけるのは至難だ。
ほぼ100%舗装されている。
舗装は地面の本来の機能を殺す。
200年前。
まだ何にも覆われていなかった地面。
今や枯れてしまった豊かだった地下水系。
降雨はスポンジのように大地が補足する。
井戸水や湧水は人々の暮らしを潤していた。
排水設備なんかなかった。
冠水するところには人は住まない。
下水能力を超える降水。
この表現そのものが自然を支配しようとする発想。
東京五輪を機に考え直したい。
このままだといたちごっこになってしまう。
排水設備をますます大きくする?
そのためにさらに削りコンクリートを作る。
そうすればさらに自然は荒れ狂う。
根本原因。
枝葉末節に刃を向けない。
一見遠回りに見えても、今の前提を基礎に進めない。
舗装が水を吸い込まないことで地下水系は枯れ冠水被害は助長される。
当サイトでは水を吸収するコンクリート舗装の普及を進めている。
宮本充也