2019/08/23
【静岡】東京電力変電所内舗装に透水性コンクリート「雑草対策、雨水流出抑制」(岳南建設)

東京電力を初め、全国電力会社から熱いご用命を寄せられるのは透水性コンクリート。変電所や送電線鉄塔下などは常に「水はけ」「雑草」に悩んでいる。いつもご用命ありがとうございます!
変電所・送電線鉄塔下の悩み「水はけ」「雑草」に透水性コンクリート
変電所内舗装工事に今回も採用。
施工はおなじみ岳南建設さんは電力会社の設備工事(土木)で定評のある老舗企業。
写真撮影はドライバーの森野さん。各車1台スマホ(無線アプリ)を搭載しており、こうして現場の状況は適時共有されている。
変電所や送電線鉄塔内の水仕舞い、雑草対策。
当然のことながら変電所など電力会社の設備には人はいない。
住まない。
つまり、管理はそれほどまめにおこなわれないことになる。
人がいなければ目も届かない。
変電所とはいえそれほど辺鄙なところに設置されるものでもない。
近隣に住宅があるなんてことも珍しくない。
さて、
・変電所には人は住まない。
・周りには大勢の人が住む。
管理の行われない設備周りはどうなるか?
今の時期容易に想像されるように、
「草ぼうぼう」
の変電所が家の近所にあったら気分はあまり良くない。
蛇とか獣が繁殖するかもしれない。
だから、舗装をして対策をしなければならない。
そして、舗装されたとして一度に大量の雨が降ったらその水は敷地内で管理しなければならない。
あなたなら、
「変電所から大量に流出する雨水」
にどんなイメージを持つだろうか。
あくまで、イメージだ。
実際どうとかは関係ない。
水は通電することが知られている。
なんとなく変電所や送電線鉄塔下の雨水は危険な気がしないだろうか。
あくまで、イメージだ。
ただ、イメージってのは結構重要。
普段は共同住宅や戸建て住宅のエクステリアに採用される透水性コンクリート。
実は、東京電力など電力会社での採用の歴史は長い。
いろんなところで役に立つコンクリート。
透水性コンクリートは今日も明日も日本のどこかで日本の地面を再生している。
(透水性コンクリートは降雨を地下水系に直接還元する大地本来の機能を取り戻すことに貢献しています)
宮本充也