2019/08/25
【愛知】「誰でもできるが強みです」ダイソンの決意

愛知で透水性コンクリートの普及に勤しむダイソンこと大村氏(毛受建材)は真理に到達した。「特別な誰かじゃないとできない」から「誰でもできる」への転換。そして、仕組みを構築することで愛知の、そして日本の地面を変えていく。
「誰でもできる」への挑戦
会社のブログがリリースされるたびに毛受社長のFacebookは更新される。
特にこのところの更新頻度は以前に増して高まっている。
それだけ普及している証拠なのだろう。
その普及を支えるブロガー、ダイソン。
「3秒で好きになった」
と評する透水性コンクリート「ドライテック」に関する本質を自身のブログに書きなぐっているのでここで紹介したい。
(以下ダイソンブログからの引用)
問い合わせ数が多く手に余ってしまうことも増えてきた
私は考えた
「誰でも説明でき施工説明できる仕組みを作ろう」
施工指導に行くという概念をぶち壊す
「土間をコテで均す」という職人しかできない作業
「誰でもできる」というドライテック
ここを構築しないかぎり普及はないと確信した
今回ダイソンが立ち会って完成した透水性コンクリート。
見るからに「水はけ」「草取り」が問題になりそうな立地。
「誰でもできる」
吉野家が牛丼に絞り込んだように。
昔ヤマト運輸が社運をかけて宅急便に絞り込んだように。
あれもこれも手を伸ばさない。
価値の本質を見つめる。
尖らせる。
一体、何が最大の貢献になるのか。
透水性コンクリートが世に送り出すことのできる最大の価値とはなんだ?
ダイソンの自問自答は繰り返される。
そうだ。
「誰でもできる」
素人さんでもDIYできる。
女子だけだって施工できる。
ここだ。
ここにあるんだ。
もちろん、口で言うほど言葉で書くほど簡単なものではない。
その価値を実現させるためには、そのための工夫や仕組みが必要となる。
その闘いにダイソンは今挑もうとしているのだ。
ダイソンのブログが更新されるたびに僕も刺激を頂いている。
世のためになる。
信じている。
それなら、それを形にしてこそ本当の貢献だ。
口で言うほど簡単なものではない。
市場と顧客の反応に真摯に向き合い反応する毎日。
今日は日曜日。
休みの日にこそ何が大切かを真剣に考える時間をとりたい。
透水性コンクリート普及の旅は続く。
宮本充也