2019/09/20
【茨城】「タイル・ブロックと調和する」アスファルトではなくコンクリートの透水性

茨城県取手市。透水性のアスファルトで色を塗ってもタイル・ブロックの色に合わないため、「アッシュグレーのドライテックだ!」と提案し採用された
提案:桜井建材、製造:廣瀬建材、施工:生コンポータル(直営)
タイル・ブロックと調和するアッシュグレーのドライテック!
手前タイル・ブロックの色合いにアスファルトだと調和しないという相談を受けた桜井建材により透水性コンクリートが提案された。
施工After。直後であるため乾燥しておらず黒っぽいが時間が経てばコンクリート色(灰色)に変化する。最終的には写真手前側に一部乾燥した箇所の色となる。
別のアングルから。建物のデザインや周辺のタイル・ブロックとの調和を図るのは白舗装の強み。
アスファルト(黒舗装)に対してコンクリート(白舗装)。
専門用語となるが、
・黒舗装
・白舗装
という言い方が建設業界にはある。
まさに見た目そのままだが、アスファルトは黒いに比して、コンクリートは白(実際は灰色だがアスファルトに比べれば白)。
そのため、黒舗装、白舗装と呼ばれている。
デザインを考えた場合、白と黒どっちがいい?
残念ながら今の業界の常識は「駐車場といったらアスファルト」となっている。
これは品質の問題というよりも供給体制に原因がある。
生コン工場は舗装よりもどちらかというと建築や土木のように大量・スピーディーに納品できる分野を志向してきた。
結果的に95:5(黒舗装:白舗装)という残念な状況を生み出してしまった。
もちろん、どちらの材料にもいい部分、悪い部分はある。
ただ、単純に色だけで考えた場合、もうこれは感性の問題だが、
「白い方がいいに決まっている」
という場合がある。
今回がまさにそれだ。
見学会は全国開催。施工者、製造者を常に募集している。
今回提案くださった桜井建材さんも見学会のご縁。
1度ご覧いただければ絶対に納得してもらえる。
その、「ご覧いただく」までに持ち込むのに難儀している。
建設の常識は硬くて分厚い岩盤みたいなもんだ。
なかなか変化が起きない。
ましてや見学会といっても日々の業務に忙殺されている人からすれば、「行って時間の無駄になった」なんて最悪だ。
気持ちはわかる。
ただ、騙されたと思って。
宮本の一生に1度のお願いだ。
お願いだから来てください。
あなたの生コンの世界観を変えてしまえる自信がある。
ガチだ。
命かけてます。
95:5の95をコンクリートにするつもりでやってます。
そのことで耐久性に富んだ大地に水を還元する世界が生まれる。
その夢に向かってあなたと一緒旅をしたい。
ご来場心待ちにしています。
(※見学会詳細はトップページのカレンダーより)
宮本充也