2016/12/13
「なぜほしいんですか?」土間・水勾配

ネットからの引合いが多数寄せられている。
当社IT戦略担当リーダーは小松英樹。
(弊誌NR Timesのダイエットブログでもおなじみ)
先ほども彼のところにお客様から電話がかかってきたり、かけたりしていて、
「どうして当社ホームページにたどり着いたのですか?」
なんて質問したりしている。
聞くと、
「『杉板』って調べたらおたくのWEBサイトがあったよ」
とか、
「『土間』『水勾配』て調べたら、出てきたから電話した」
とか、
人によってまちまちだけど、確実に言えるのは、
ほぼ毎日インターネット経由で連絡が寄せられるようになった
という事実。
と、
ダイエットが奏功してだいぶ痩せてきた小松
という事実。
2つ目の事実はどうでもいいとして、
毎日見も知らぬ人からご連絡がくるなんて、
10年以上前の長岡生コンでは到底考えられない事実である。
なにせ、出張、なんて言葉がなくて、1.5時間以内に運べる範囲に、
「生コンを販売していただけ」
なわけだから、時間の経過と努力の蓄積、そして変化というのは、
実に普段の地道で目立たない仕事を鼓舞してくれるものである。
そして、今の僕たちがすべきことは、
お問い合わせくださる人=なんらかにお困りの方
に適正に情報が届くように工夫をすること。
そして、サービスそのものを磨きこんでいくこと、となる。
「『土間』『水勾配』て調べたら、出てきたから電話した」
といって、電話してきてくださった方のお困りごとは、
奥まった家で、勾配が逆になってて水が入り込みやすく、そこの舗装も固まった土(真砂土舗装)で、水勾配・土間がとても困ってたので、そのまんま「土間」「水勾配」と調べたところ、透水性コンクリートという存在を生まれて初めて知った!なにやら解決策っぽいので電話した
要約すると、だいたいこんな感じ。
僕たちが販売している、
「透水性コンクリート」
という価値は、なんとこの方最初は御存じなかった!
最初にあったのは、「困った」であり、
欲しいものは「それを解決してくれるなにか」
もう、1年以上こんなことを繰り返している。
少しずつだが、製造業(=生コン屋)の言語を改められている実感がある。
毎日、本当に毎日阿呆かっつーくらい、毎日WEBサイトに変化を加えている。
一生懸命内容を充実させようとは思っているけど、
きっとムラが目立つブログも更新している。
スタート地点で僕たちが考えていたのは、
「透水性コンクリートドライテックの情報発信をしよう」
ということだったが、
今切実に感じていることは、
「顧客がほしがっているものはいったいなにかを知りたい」
ということ。
だから、これからもお問い合わせいただく皆さまにはしつこいくらい、
「なぜほしいんですか?」
と、小松英樹はしつこくお訪ねすることになるだろう。
そして、その人の問題や悩みが僕たちのできることで解決できたとしたら。
同じような多くの人たちが幸福になれる。
そんなことを夢見て、現実のものとするために、
全社一丸となって今年も後少し、満足のできる仕上がりを目標に。
まだ見ぬあなたに会うために頑張りたいと思います。
宮本充也