2019/10/25
【神奈川】「テラスは平らにしたい」「道路の排水が小さい」「他がやってないものでやりたい」

横浜市港南区。「テラスは平らにしたい」「道路の排水が小さい」「他がやっていない物でやりたい」。
製造:東伸コーポレーション、施工:北沢土木(46m2、100mm厚)
やっぱ、他にないものがいいよね
施工Before。
こちらはテラスとなるスペース。
水勾配(排水設備に雨水を誘導するための傾斜)があったらどうだろう?
椅子、テーブル、全部斜めになってしまう。
透水性コンクリートならその点安心で、
まっ平ら
にしても、雨水は舗装が吸収する。
施工開始。
レーキをつかって丁寧に兵站性を確保していく。
特に端部は割れる懸念があるため締め固めはじっくりと。
テラス部施工完了。
他、アプローチにも透水性コンクリートを採用。
アプローチは住まいの顔だ。
透水性コンクリートは頻繁に採用されている。
こちらは駐車場。
道路の排水が小さいため、降雨は敷地内であるていど貯水できるようになれば冠水も免れる。
「他でやってないものでやりたい」
この採用理由を聞くととても複雑な気持ちになる。
もちろん、特別な思いを寄せていただくことには喜びを感じる。
ただ、「他でやってない」ということはつまりまだまだ一部の、ごくわずかな人たちにしか価値を知られていないということの証拠だからだ。
代理店制度などを敷いて一部マニアに流通させるつもりは毛頭ない。
このブログで何度も主張しているように、
「日本の地面の常識を変える」
「土間コンといえば透水性コンクリートの世の中にする」
が僕たちの狙いだ。
そうすることによって、日本の大地は生き返る。
降雨は200年前まだ何にも覆われていなかった大地が地下水系に還元していたように。
透水性コンクリートが当たり前になった日本の地面は人と自然の調和する世界を創造することだろう。
そのためには、「どこか特別な」であってはならない。
ああ、透水性コンクリートね。
ベタだね。
なんて言われるくらいでなければならない。
そのためにも、今日も一歩一歩情報発信。
生コン製造者、施工者、一人一人とじっくり交わっていきたい。
「テラスは平らにしたい」「道路の排水が小さい」「他でやってないものでやりたい」
そんなニーズに価値を届けています。
宮本充也