2019/10/28
【東京】「袋タイプもあるよ!」極小ロット、透水性コンクリート

以前に施工した現場で設備屋さんがマスを設置してなかった為に取り壊された部分の少量施工。ちょっと手練りが大変だが、生コン屋さんで配達の場合最低ロット0.5m3で「ほとんど残コンになってしまう」。6セットで丁度完了。
施工:匿名ハウスメーカー(1m2、150mm厚、0.15m3プレミックス)
「ほとんど残コンになってしまう」
部分的に透水性コンクリートを撤去しマスを設置。
透水性コンクリート「ドライテック」はもよりの生コン工場から小ロットでも届く。
0.5m3から届く透水性コンクリートは「ドライテックだけ!」
を売りにしていたが、さらに小さな現場はどうやって対応するのか?
「袋タイプもあるよ!」
この、「〜〜もあるよ!」はヒット商品の必要条件だ。
「めっさ小さな現場(玄関アプローチなど)でも生コン車で届くフットワークの軽さ」
がそもそもの強みなのだが、
「ほんのちょっと」
でも、このようにニーズに対応する「袋タイプ」が存在する。
まさに、on demandが透水性コンクリートの強み。
スコップでの製造はまあまあ過酷なのでできれば現場ミキサーを使いたいところだが今回は6袋ということで手練りに挑戦(まさつぐ)。
「自分が手で練ったアピール」をするまさつぐ。
僕が聞きたいのはそういうことではない。
どこが施工者(発注者)だったのかの報告を求めているのだが、常にまさつぐはこんな感じだ。
たちまち完成。
150mm厚、1m×1m(1m2)を6セットで完成。
舗装を少し張り替え(はつり)た後の補修用材料ってないの?
今回のように舗装は更新されるケースがある。
地下埋設管やらマスやら地下構造物を新たに新設するような時には部分的に舗装を撤去するのだ。
そんな時、なるべく撤去範囲は小さく、が鉄則。
外科手術と一緒であまり傷口を大きくしたくない。
だから、設置後の舗装ロットは非常に小さいものとなる。
そんな頭があるものだから度々寄せられるのがこの、
「補修用材料ってないの?」
となる。
それでも、最大の強みは生コン車0.5m3から届く。
できるだけ廃棄物を出したくない。
そりゃ、当然だ。
誰だってそう思う。
ただ、1度やってみて欲しい。
透水性コンクリートに限らず袋タイプの生コンをスコップで練るのは非常に骨が折れる仕事だ。
そりゃ、「まさつぐがやりました」くらいのアピールをしたくなるのも仕方ない。
それだけ大変なので生コンポータルでは常に「生コン車での配達」をお勧めしている。
やっぱ、楽だ。
玄関前アプローチとか犬走のちょっとした舗装。
真面目なお客様は袋タイプを所望される。
もちろん今回のような時には採用もいいだろう。
けど、やっぱり大変だから生コン車からざざーと降りてくる透水性コンクリートをお勧めしている。
「袋タイプもあるよ!」
極小ロットでも、透水性コンクリート。
宮本充也