2019/11/13
【東京】「道路に側溝もなく、建物側に逆勾配になっている」新規事業、透水性コンクリート

東京都八王子市。「道路に側溝(排水設備)もなく、建物側に逆勾配になっている」。岡庭建材工業で開催された生コンでいいことセミナー(見学会)に参加されたスーパー営業マンことフクシマ建材販売の福嶋さんが金澤工業に提案して採用されたもの。同社は基礎工事を本業としながらも「これからは色々やらないといけないから」との事で今回の初の施工。
製造:渋谷建材、施工:金澤工業
これからは色々やらないといけないから
施工Before。
見ての通り、道路には側溝がないため、排水勾配を道路にとってもだめ。
さらに、敷地が建物がわに傾斜(勾配)がついているため水はけが問題となった。
施工開始。
普段は住宅の基礎を本業とされている。
「これからは色々やらないといけないから」
本業だけでの企業運営に課題を立てて積極的に新技術に取り組まれる姿勢には頭が下がる。
材料を届けてくれるのは今回は川越市の渋谷建材さん。
もう、慣れたものだ。
施工After。
舗装(透水性コンクリート)そのものが排水設備のようなもん。
だから、
・逆勾配
・排水設備
そんなものは問題ではなくなる。
さらに、
「リフォーム工事で当日にお施主さんが帰宅しても養生さえしておけば当日にその上を歩ける」
という透水性コンクリートならではの性能に評価をしてくださった。
土間コンの場合乾き待ちでそうはいかないですからね。
橋をかけたりおおごとになる。
こうして、金澤工業さんにとって新事業が1つ生み出された。
身近なところ。
例えば土間コン。
そんな土間コンも、考え方ひとつ変えれば、新規事業になる。
そんな前向きな施工者にとってのチャンスになりたい。
生コンでいいことの1つの役割でもある。
宮本充也