長岡生コンクリート
オコシコンは高い透水性を持ちながら表面強度・曲げ強度に優れたポーラス構造の高強度コンクリート

2019/12/05

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【静岡】「新工法の発明?!」足で踏みしめ転圧する透水性コンクリート

【静岡】「新工法の発明?!」足で踏みしめ転圧する透水性コンクリート

静岡県伊豆の国市。カイコーポレーションは生コンも透水性コンクリートもお得意様。今回はなんと「砂利っぽい表面仕上げで自然と調和した舗装にしたい」と、プレートを使わずに足踏みだけで転圧。これは「新工法の発明?!」(湯原さん報告)。
製造:長岡さくら工場、施工:カイコーポレーション



コンクリートの強度と耐久性、砂利敷きの風合いの両立

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透水性コンクリートは最寄りの生コン工場からこうして生コン車で届く。

普通の生コンと同様シュートからさらさらと降りてくる。

今日もお得意様のカイコーポレーションさんからの注文でお届け。

そして、施工が始まると異常な光景が広がる。


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なんと、プレートがない!!

生コンポータルでこれまでも何度も紹介してきた施工プロセス。

1.敷設(ふせつ)

2.均し

3.転圧

という従来の土間コンクリートに比して非常に簡単・迅速な施工プロセス。

その3.転圧には振動プレートという機械を用いてよく締め固めを行い表面を仕上げる。

その、3.転圧をなんとカイコーポレーション(佐野社長)は機械を使わず足踏みとした。


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施工After。

え?これで終わり?そんなのありなの?



砂利敷きの自然の風合いとコンクリートの強度・耐久性の両立。

見ての通り今回のお庭。

草花を随所に配置した自然と調和している。

一方で見る人の脳裏にはこんな想念が浮かぶはずだ。

「草取り大変そうだな」

草取りが大変だから舗装で埋めてしまう。

舗装で埋めてしまうと今度は自然との調和が取れない。

そんな理由からこれまでも透水性コンクリートには多くのお引き合いを頂いている。

そして、今回の佐野社長のアイディア。

砂利敷きの風合いを残した表面仕上げの透水性コンクリート。

これはちょっとだいぶすごいことなんではないかとドキドキしている。

ブログを書く指も震えるくらいだ。


砂利敷きの場合雑草から逃れられない。

小石が散乱してしまう。

メンテナンスが必要。

でも、自然と調和した感じがとても好もしい。


一方コンクリート舗装。

やっぱ、人工物が地面に蓋してる感じが否めない。

透水性があったとしてもなんとなく見た目が。

でも、雑草からは解放される。


この2分法、2項対立の地獄から超越してしまっているのだ。

さらに、統合され、見事に自然と調和した景観と雑草対策という機能性を両立させてしまっているのだ!!

佐野社長天才か?!

随分ご無沙汰しているので1回じっくりお話を伺いに行こうと思う。

今後、足で踏みしめ転圧する透水性コンクリート、という新たな分野の発展をじっくりウォッチしていきたいと思う。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士

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