2019/12/07
【栃木】「排水もなく、平らにできて、草取りから解放される」バスケットコート・駐車場・防草

栃木県小山市。お施主様よりバスケットの練習場として、また将来的には駐車場にも使用予定。道路には側溝がなく道路から土間コンクリートの駐車場の奥が舗装箇所であり排水もとれず透水性透水性コンクリートの採用。平らにできるとの事で採用。除草も大変だった。
製造:匿名希望、施工:心ガーデン工房(75m2、厚さ100mm、5人、3時間)
排水ができず、舗装もかけられず、困っていた。
カーポート奥が施工予定箇所。
植木の手入れや草取りが大変でこの度整備を決めた。
奥へ勾配となっており手前も土間コンが舗装されているため排水ができない。
そこで透水性コンクリートを採用することで、
⚫︎真っ平ら
⚫︎排水
⚫︎防草
という3つの機能を併存させることができる。
施工Before。
植栽は全て撤去され路盤(下地)が完成。
心ガーデンさん5人で、敷設(ふせつ)・均し・転圧仕上げの単純作業を繰り返す。
施工After。
真っ平らのバスケットコートに返信。
将来的には駐車場も兼ねるという。
今はWEBで検索が当たり前の時代になった。
逆に、専門家の方がWEBを見ないように感じる。
いつも問い合わせを寄せてくださるのは一般の方。
そして後から「施主さんから希望されて知ったんですが」と問い合わせを寄せる施工者。
なんとも情けないではないか。
DMを定期的に関係業種に撒いている。
施工見学会もほぼ毎日実施している。
業界新聞などにも取り上げられている。
それなりに情報発信活動をしているというのに、施工者や製造者には届かず主体性のある施主には届く情報。
「仕事」
として淡々と執行する施工者や製造者に情報発信届きづらい。
主な通信手段は電話とFAX。
閉ざされた現場事務所で限られた情報。
相互交流ではなく、上意下達。
縦型階層型の産業構造はいよいよ変化の時を迎えているのかもしれない。
インターネットが技術情報の流動性を飛躍的に高めた。
必要なものが必要としているところに届きやすくなったのだ。
「排水もなく、平らにできて、草取りから解放される」
そんな価値に市場と顧客はいよいよ接続するようになっているのだ。
プロである施工者も製造者もその時代に生きている自覚を持ってプロの仕事を果たしたい。
宮本充也