2018/06/22
「水勾配が取れない駐車場|透水性コンクリート」

横浜市新築住宅。某大手ハウスメーカーの採用。水勾配の設定が難しく水はけに苦慮され採用。供給はおなじみ東伸コーポレーション(横浜市戸塚区)
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/
水勾配が取れない駐車場
全国に一体どれほど同様の駐車場があったろう。
この技術の普及が間に合わなかった所為でどれほどの苦労が生まれたろう。
エクステリア外構や駐車場を整備する時。
必ずキーワードとなるのが、
「水はけ」
「水勾配」
都心や今回のように横浜のような人口密集地であればあるほど、
住宅の敷地面積は制限される。
広大な土地に広々と駐車場なんてのは地方だけの話で、
今や住宅や駐車場は贅沢品となってしまった。
それはそれだけ「水勾配」や「水はけ」という問題が深刻化することを意味する。
※横浜地区おなじみのToshin. Co.(東伸コーポレーション)からも透水性コンクリートは届く
※「あ」という間の施工完了。梅雨の時期もまるで関係ない。
梅雨の時期に避けられる土間コン工事なのに
この規模であれば30分もあれば仕上がりまで終わってしまう。
その理由はブリーディング水(水引き待ち)が発生しないことに起因する。
敷設後(ワイヤーメッシュの設置も不要)即プレートによる転圧仕上げ。
文字通り、「あ」という間に終わってしまう。
だから、降水確率が常に50%みたいな今の時期「梅雨」でも、
まるで苦労することなく手配ができる。
生コン、ポンプ、左官などの外部要因に翻弄されることがない。
自分で工期を設定できる。
これが本来の価値。
これまでの土間コンになかった価値。
特に人口密集地。
今もやっぱり住宅建設は続く。
共同住宅駐車場の実績も多い。
日本全国生コン工場がある地域ならどこでも。
それはつまり、世界中どこでもということをいみするのだが。
透水性コンクリートの快進撃はさらに加速している。
生コンでいいこと。
宮本充也