2018/07/26
「土間コンの悩みを解消しに来ました」 透水・エクステリア・大分・見学会・土間コン

※前日に施工してあった舗装の透水実験
※お馴染み「土間コンニチハ」からスタートする。
「お、わざわざ静岡から?」
このところの見学会。
暖かいねぎらいの言葉が心にしみる。
大分県豊後高田市。
ゆかりのない土地だけど、
なんとなく僕の故郷伊豆に近いものを感じる。
大分綜合建設さん。
女性中心のオペレーションをしている生コン工場。
花がある。
また行きたくなる。
素敵な生コン工場だ。
「土間コンの悩みを解消しに来ました」
静岡から来た理由を名刺交換の時にお伝えする。
ぱっと表情に明るさがさす。
最初は座学で製品説明と実績をご案内。
前日施工箇所の前で透水実験と説明。
施工体験会スタート。
予想されていた雨も何とか持ちこたえて気持ちよく施工できた。
説明しながらも40分弱で施工完了。
「夕方から打てる土間コン」
嘘じゃないことを証明できた。
土間コン。
きっと多かれ少なかれ皆さん悩みを抱えていらっしゃるんだと思う。
敷設して4時間くらいかかる。
ブリーディングが収まるまで手待ちが発生する。
特に冬場などは2時間はざらだろう。
そしてそこから仕上げが始まる。
さらに、2時間。
生コン工場に朝一を要求する最大の理由はここにある。
ひび割れ、色むら。
経験した人も多かろう。
お施主さんとの間でクレームに発展しやすいこの現象。
生コンは天然素材だ。
出て当然。
出なけりゃラッキー。
それはこちら側の理屈。
一生に一度の買い物にお客様の妥協はない。
水勾配。
特に狭隘部であればあるほど。
この問題は深刻に付きまとう。
排水設備が大量に必要になる。
工事費用がかさむ・・・。
メッシュ筋敷設。
そもそも効果が疑わしいメッシュ。
搬入も大変だし、
敷設するのも大変だし、
打設するときも足元が邪魔。
「土間コンの悩みを解消しに来ました」
やればやるほど、使命感すら覚える。
なんと、今日の見学会で月末の工事への採用をきめていただいた。
なんともうれしい。
コンクリートで不幸になる人を0にする。
本当は幸福を増やしたいところだけれど、
今の段階で自信をもって言える目標。
せいぜいこんなところだと思う。
大分でも、透水性コンクリートの普及は始まる。