2020/07/09
【茨城】「どうやってPRしたらいいかわからない」「たった0.5m3の施工見学会やりませんか?」生コン工場・施工者

「本日日頃の行いが大変良いお客様ばかり。心配していた天気も午後からは雨もあがりドライテック施工見学会12名のお客様がおみえになり成功裏に終えることがてきました。感謝。」(大里ブロック工業大里社長)。そんな全国のラストワンマイル(生コン製造者)に強く支持されて透水性コンクリートは力強く普及しています。「たった0.5m3の施工見学会やりませんか?」。
施工見学会パッケージのすすめ
メッセンジャーグループで大里社長からシェアされた施工見学会の様子。
報告にもあったように、皆さん行いが良い(笑)ため、梅雨ど真ん中でも雨に降られなかった。
総勢12名の方々が「最近話題の透水性コンクリート」がどんなものかと駆けつけた。
大里ブロックでは4m2程度ずつ施工見学会用に区切られその小さな面積で施工の要領を見学することができる。
過去に何度も見学会が開催された様子が写真からもわかる。
小さな面積だったとしても施工手順は同じで、「敷設」「均し」「転圧」を繰り返すだけであるため、1m2だって10,000m2だってやることは一緒。
最後は転圧(プレートコンパクタ・30kg)で終了。
あっという間に終わってしまう。
材料もたった0.5m3(最小ロット)で足りてしまう。
今のように梅雨の時期、生コン工場は比較的ゆとりがあるため、将来の販売促進に向けたこうした見学会はおすすめだ。
「たった0.5m3の施工見学会やりませんか?」
生コンポータル(静岡県伊豆地方)でも求めに応じて随時開催されている。
大里ブロックだけじゃない。
全国のやる気があって主体的に市場を創造しようという気概に溢れている工場では施工見学会は開催されている。
フローは簡単。
取引先のお客様(施工者)に「何月何日施工見学会やるんできてください」と口頭や文書で告知する。
最近では「透水性コンクリート」というのが話題になっているため、「一度は見てみたい」みたいな感じで来場してくださるはずだ。
普段変わりばえしない生コンだけで取引しているはずだから、「ちょっと目新しい」を提供できるのも、生コン工場のPRとしては悪くないだろう。
時間も15時とか比較的仕事が落ち着いてきた時間帯であればなお良い。
簡単な型枠(4m2以下程度)を用意してたった10分程度で終わってしまう施工を実際にお見せすることで、後は施工者の感性に委ねればいい。
「これは、早く終わるな。仕事が楽だ」
「水勾配気にしなくていいのはいいな」
「クレームになりづらい」
「こりゃ、売れるぞ」
施工者ならそれをみただけで勝手にいろいろ考えてもらえるだろう。
そして、次の土間コンで検討していただき、納品となる。
これまでになかった売り上げと利益が生コン工場にもたらされる。
「どうやってPRしたらいいかわからない」
それなら、「たった0.5m3の施工見学会やりませんか?」。
やればやるほど、自社顧客の認知は高まり、そして自社と顧客の関係性も強化される。
また、もしも、あなたが施工者なら、仕入れ先の生コン工場にこうした施工見学会を勧めるのもいいことかもしれない。
生コン工場も新しい何かを求めているし、あなた自身も透水性コンクリートにぢかに触れることができるのだから。
関係性が強化されることはきっと喜びをもたらす。
宮本充也