2021/06/07
【茨城】「自社の展示場に施工の練習も兼ねてドライテックを」大里ブロック工業・SSスギヤマ

茨城県結城市。施工・SSスギヤマの杉山社長自らお1人でレーキとプレートを体験。展示場整備と施工体験を兼ねてドライテック採用。「今度からはプレートとレーキと別々の人がいい」「縁をもう少し上げて転圧した方が綺麗になる」「今度一回先にプレート入れて下りを見てから上がりを決めます」など多くの気づきを得たようだ。
製造:大里ブロック工業(担当:木村真人)、施工:SSスギヤマ(担当:杉山聡、展示場10m2、100mm厚、4名、30分、タイムラプスあり)
施工動画
施工練習と展示場整備
施工Before。
このところエクステリア界隈で次世代の土間コンクリートとして「地球に蓋しない」コンクリート舗装ドライテックが注目を呼んでいる。
お庭づくりは0円マッチング庭コンの施工者リストが毎週2,000PV以上の閲覧を記録しているように、多くの問い合わせが全国各地の施工業者に寄せられるようになっている。
ここ1〜2年でドライテックの名前は確実に一人歩きをし始め、生コンポータルへの問い合わせはもちろん、把握しきれない問い合わせが全国各地の製造者・施工者にさながら毛細血管に血流が行き渡るように寄せられ始めている。
施工2000者弱が登録されているリストは日本最大級。
発注者は誰に気にすることもなく直接地元で操業されている施工業者に連絡を入れることができる。
契約も直接ご自身の責任の範囲で行うことができる。
もちろん、ひどい対応や明らかにおかしいことが起きたら、生コンポータルが調停に入るシステムもある。
⚫︎参考:登録施工業者やその他施工業者による対応不備などのご報告について
エクステリア界隈がドライテックで賑わっていることもあり、今回のように、「自社の展示場に施工の練習も兼ねてドライテックを」という前向きな施工者からの問い合わせも増えた。
実際に検討されているお施主さんが実際のドライテックを見学することができる場所が増えることは非常に有益なことだ。
生コンポータルではこうした取り組みをサポートしている。
普段の土間コン施工では使わないプレート(締め固め、仕上げ)の操作が鍵となる。
慣れない方やDIYerには薄ベニアなどを噛ませて荷重を分散させる方法を推奨している。
一方、プロ施工者は「かえって邪魔」という風にもなるので、最初はなれなくともベニアを使わない方法を習得する人が多い。
今回は練習を兼ねた施工ということもあるので、じっくりとご自身でレーキ(トンボ)もプレートも施工体験をされた。
なんと、たったのお一人でレーキとプレート!
施工After。
展示場10m2は施工練習を兼ねて4名で30分で終わった。
以下は、施工指導に駆けつけたまさつぐがヒアリングした現場の声。
「今度からはプレートとレーキと別々の人がいい」
「縁(ふち)をもう少し上げて転圧した方が綺麗になる」
「今度一回先にプレート入れて下りを見てから上がりを決めます」
一度施工も体験され、これで安心して自信を持ってドライテックをお施主さんにお勧めできるだろう。
もちろん、庭コンリストにSSスギヤマは登録され、今後それをみた一般の方から問い合わせが寄せられることになる。
この積み重ねで少しずつドライテックをはじめとする環境配慮型コンクリートは独自の流通を伝って市場と顧客に届けられるようになる。
この先に、「舗装の当たり前は地球に蓋しないコンクリート」という世界が立ち現れる。
今日も、明日も、粛々としつこくしつこくこの活動は続く。
日本中の生コン製造・施工ラストワンマイルの手により少しずつ常識は変化しようとしている。
宮本充也