2020/08/26
【神奈川】「YouTubeで見てドライテックにしたい」勝栄土建・桜ヶ丘生コン

神奈川県藤沢市。施主より「YouTubeで見てドライテックにしたい」と施工者(勝栄土建)に希望が寄せられる。当該現場は水勾配が取れない、透水性コンクリートなら平らにしても、水たまりができない、雑草を抑えることができる、など施工者も納得の上で採用となる。
製造:桜ヶ丘生コン、施工:勝栄土建(26.4m2、100mm厚、8名、1時間30分、庭コン)。
最近増えてきたYouTubeをきっかけとした《ドライテック》の採用
Before。
玄関前が接道部分から奥まって細長い形状となっていて、水勾配をつけづらい。
水勾配をつけたとしても高低差が大きくなってしまう(奥の方が手前よりも数十cm高くなってしまうなど)。
水たまりも避けたいし、雑草も嫌だ。
「YouTubeで見てドライテックにしたい」
このところ急に増えてきた採用理由の1つ。
https://m.youtube.com/channel/UCQJiuXwANCM2v6FvfJJj_4g/videos
プロの勝永土建に相談を寄せたところ、「確かにこれならソリューションとなる」ときちんとお施主さんのお気持ちに寄り添って採用となった。
(※これって残念なことに珍しいことで、大抵は「そんな知らない聞いたことのない材料不安でお勧めできません」と断ろうとするのが常。なんとも嘆かわしい)。
施工厚は100mm。
この厚さを確保できれば車両の乗り入れだって問題ない。
施工開始。
材料供給のお隣大和市から桜ヶ丘生コンは生コンポータルの透水性コンクリート黎明期からの事業パートナー。
共に透水性コンクリート普及の苦楽を文字通り味わい尽くした間柄。
おかげさまでようやく普通の景色になってきましたね。
努力家の近藤工場長(桜ヶ丘生コン)のおかげです。
敷設と均し(平坦性確保)に続き、プレートコンパクタで転圧仕上げ。
写真のプレートは幅広なものを特注で実装したプレート。
転圧面を広げることで施工効率を高め荷重分散により凹凸(不陸)を防ぐ効果もある。
(※今回は貸与。ただ、プロ施工者であれば通常の30kgプレートコンパクタで全く問題ない)。
施工After。
30m2弱(駐車場2台分の面積)を今回は1時間半で仕上げる。
お施主さんにはそれほど意識されないこの「迅速施工」も透水性コンクリートのアドバンテージ。
早く終わることができれば時間は他に回すことができる。
それは、施工者の常なる関心事、「工期」「経費」にダイレクトに関わること。
施工After2。
凄まじい情報発信《YouTube》の威力
エクステリアYouTuber庭ファンのドライテック動画はなんとリリース3ヶ月で再生回数11万回を突破している。
僕自身そうした習慣がないので気づかなかったが、およそ一般には「調べ物はYouTubeで」が浸透しているようだ。
確かにテレビのようにだらだら流してるだけで勝手に頭に情報が入ってくるのは便利。
ということもあって、生コンポータルでもYouTube公式アカウントを準備してここ半年ほどタイムラプス動画をせっせとUPしている。
チャンネル登録者数も順調に増え続け現在476人(登録者数を増やすためにお金払ったりはしていない笑)。
ブログという日々の活動に加えて、Facebook、Twitter、LINE、Instagram、そして今回のようにYouTubeなどあらゆる媒体に情報を発信するようにしている。
このところ気づくのはYouTubeやInstagramのような「目で見てわかる」系の情報訴求効果。
ぐぐろうぜ世代の僕からしたらなんとも隔世の感を禁じ得ない。
が、時代はテキストから画像・動画に写っているのかもしれない。
毎日ブログ3本書いている身としてはちょっと不安な感じだが笑。
まあ、とにかく、時代や社会がそのように変化したのなら、生コンポータルの情報発信のあり方もそれに応じて変化していくべきなのだろう。
このところ明らかに増えてきたYouTubeがきっかけでドライテック採用。
引き続きタイムラプスや映画「透水宣言」で価値の発信に努めたい。
宮本充也