2020/05/04
「エクステリアの若きカリスマYoutuber・ブロガーらに見出された1週間」庭ファン・エクスショップ・生コン(週刊生コン 2020/05/04)

エクステリアで強大な影響力を持つ、「庭ファン」「エクスショップ」の人気Youtuberやブロガーに見出された透水性コンクリート「ドライテック」。なんと、1週間にして様相は様変わりした。「エクステリアのカリスマYoutuber・ブロガーらに見出された1週間」(週刊生コン 2020/05/04)。
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異変はここから始まった。
庭ファンというエクステリア関連サイトで紹介された「ドライテック」。
従来、「選べない」分野とされてきた土間コンクリートにイノベーション。
センセーショナルな紹介に多くのコメントもついた。
なんと、この動画はリリース半月で30万再生を突破している。
エクステリア関連動画ではトップクラスの再生回数のはずだ。
僕の胸はざわつく。
「会いたい」
これまでもそうだが、僕は会いたい人には必ず連絡をして面会を申し込むようにしている。
ただし、時代はコロナ。
だからせめて、「ZOOMでお目にかかることはできませんか?」。
すると、庭ファンの中の人から面談については残念ながらご辞退されながらも「ドライテックの反響がとても大きかったので動画にしたいです」という嬉しいお申し出があった。
生コンポータルに掲載されているファイルをご提供したら2〜3日で動画が出来上がった。
庭ファンの中の人はきっとすごく仕事のできる人なんだと思う。
打てば響く。
あっという間に動画コンテンツを作成しリリース。
「土間コンクリート」
という非常にマニアックなテーマでありながらも、1週間足らずでこちらは2万再生を突破している。
庭ファンは、ヒカキン。
これまで選べない土間コンという現実に苦しんできた生コンポータルの透水性コンクリート普及の道のりにさっと光がさした瞬間だった。
そうだ!連休に「ドライテック」をDIYしてみよう!【#stayhome】
https://www.ex-shop.net/ex-blog/?p=21151
呼応するかのように「元祖インフルエンサー」は動いた。
そう、《ドン山田》である。
庭ファンの動画以前の昨年12月より、ドンは「ドライテックが来る」ことを予見していた。
庭ファンが動き、ドン山田も自身のブログでドライテックをDIY可能な製品であることをテーマに紹介する。
庭ファン、エクスショップ。
2人のインフルエンサーから紹介されたこちらのDIYマニュアル動画はリリースから1ヶ月で4,000再生を突破した。
伸び悩んでいた生コンポータルのチャンネル登録者数も200人の大台に乗った。
ここ1ヶ月では急激な伸びを記録している。
この数日間でWEB流入も続伸している。
後数日で20万PVを突破する勢いだ。
透水性コンクリート「ドライテック」の普及に携わり苦節15年。
5年前にインターネットという武器を実装して情報発信に舵を切った。
そんな価値は業界の権威らではなく、情熱を持った若きYoutuberやブロガーに見出されることになった。
生コン業界で取り巻きからちやほや奉られているおじいさんたちは一体なんなんだろう。
透水性コンクリートをはじめとする先端コンクリートテックをちっとも普及させられないではないか。
生コン組合の理事連中にちやほやされて、今日もゴルフですか?
若手は現場にいます。
需要低迷や重労働に今も苦しんでいます。
生コンポータルは生コン産業の情報発信サービス。
生コン産業を再び活性化させるためには、もうすぐ隠居のおじいさんたちが偉そうに踏ん反り返っているイベントに若者を動員するべきではない。
生コンの若者たちよ。
エクステリア産業の若者たちを見習って今こそ立ち上がろう。
おじいさんたちに恭順にヘコヘコしてても未来は無い。
僕はそのことに30代で気付いた。
立ち上がるのは早いほうがいい。
その道をそのまま突き進んで仕舞えば破滅しかない。
変化は怖いかもしれない。
ただ、庭ファンやエクスショップの若きYoutuber・ブロガーらのように立ち上がろう。
その先の生コン産業の未来はきっと明るい。
宮本充也