長岡生コンクリート
オコシコンは高い透水性を持ちながら表面強度・曲げ強度に優れたポーラス構造の高強度コンクリート

2018/08/10

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「顧客の声を聴け!」 YDN・無人施工・透水性コンクリート・舗装・i-Con・フィニッシャー

「顧客の声を聴け!」 YDN・無人施工・透水性コンクリート・舗装・i-Con・フィニッシャー

透水性コンクリート『ドライテック』が日本にも知られていく中、なんとアスファルト舗装の分野では施工の無人化が進みつつあるという話を聞いた。アスファルトフィニッシャーを利用したそれは、延長が長く幅員が一定の現場での『ドライテック』施工もできる。
これからの時代に大切なことは狭い業界の中で互いを牽制するよりも、『顧客の声を聴き』何が求められているのかを知ることで、互いに歩調を合わせながら「共に良いものを」提供していくことなのではないか......?そんなことを思い、今日も考えている。

 


今までになかった土間コン!?透水性コンクリート『ドライテック』

日本に広がる『ドライテック』の波

僕が韓国でイケメンに磨きをかけていた間にも、
日本では透水性コンクリートが粛々と施工されていた!

金沢のイケメンこと、和田孝さん(金沢生コン)の手により、
とても広大な面積に透水性コンクリート『ドライテック』が敷設されていた。

韓国に負けず、日本の透水性コンクリートの勢いは止まらない。


今までになかった土間コン!?透水性コンクリート『ドライテック』

『施工の無人化』!?

さて、面白そうな話を聞いた。
YDNやんちゃ土木ネットワーク設立者で同級生の大矢さん(正治組)からの話だ。

なんと、アスファルト舗装施工の分野では、『施工の無人化』
実用化されつつあるのだという。

もちろん、材料供給(ダンプ)などはまだ先にしても、
衛生から得られた位置情報と3次元設計データの連動で、
アスファルトフィニッシャー(アスファルトを施工する機械)

finisher.jpg

※こんなやつ

これが無人で動くんだそうだ。


実は透水性コンクリート『ドライテック』もフィニッシャーでの施工実績がある。

tennkuukouenn.jpg

tennkuukouenn2.jpg

今回の現場のように、延長が長くて幅員(幅)が一定の現場には
フィニッシャーが有効なのだ。

特に延長(長さ)が長ければ長いほど、
フィニッシャーの㎡あたりの費用が低減されるため、なお良いのである。

顧客の求めるものは何か?

YDNの存在は今後大きいと思う。

僕たちは生コン屋。製造メーカー。
安定した顧客の要求する品質をきちんと確保して供給することが責務。
だから、最も重要なのは、

「顧客の声を聴く」

ということなのだと思っている。
お客様が一体、何を求めていて、何に不満を感じているのか......。


これまでの経験から感じていることだけど、
成長産業ではない建設においては顧客と供給者の関係がギスギスしてしまうケースもある。


以前は潤沢にあった予算も、今や半減しさらに減少......なんてことが多くなってきた昨今。
「共に良いものを」という大前提が揺らぎ、利益を奪い合う関係も起こりうるということ。

その中で、GNNと同じくYDNは全国の土木業者のアライアンス。
つまり、「直接金のやり取りをしない」土木のプロフェッショナル集団。
だからこそ胸襟を開いて技術開発についての議論ができる。

大矢さんは現在i-Con普及のエキスパートとして活躍している。
この時代、i-Conはとても大きな可能性を秘めている。

『透水性コンクリート舗装施工の無人化』

これも、i-Conの一つの可能性となる。

技術者や作業員の確保が厳しくなる中で、
i-Conを駆使した無人施工の役割はより大きくなるだろう。

そのうちポンプに生コンを収めるように、
誰もいないフィニッシャに透水性コンクリートを納める日も、
そう遠い未来ではなさそうな気がする。


宮本充也
(2018年8月17日 三浦 編集)

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士

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