2020/06/26
【愛知】「アスファルトに勝った」毛受建材・ダイソン

愛知の地面を変え続ける男。毛受建材の至宝ダイソンは大手道路会社に対しても親切だ。「新しい一歩を踏み出していただきたい」。現在のドライテックの主要な市場は住宅の駐車場。大手道路会社と組むことによって、共同住宅の駐車場、果ては道路へと夢は広がる。
「舗装に関してはプロですが透水のコンクリートは経験もないので色々教えてください」
ダイソンから届けられた施工実績写真。
戸建て住宅の駐車場を主戦場に火の勢いで普及している。
愛知県では毛受建材の至宝ダイソンが「愛知の地面を変える」と豪語する。
敷設、レーキ(トンボ)による均しである程度材料の「風呂敷を広げる」。
ブリーディング(浮水)のない材料であるため、夏場はその風呂敷を広げすぎないことがコツになる。
ダイソンの力で愛知の舗装(戸建て住宅駐車場)の常識は今変わろうとしている。
次は共同住宅駐車場、そして道路だ!
ダイソンは4年目、この僕は15年目。
透水性コンクリートに投じた時間だ。
以下、ダイソンのブログから引用。
「年間で数件の時もあった」
これが、4年前の現実だ。
それが、現在毎日3件コンスタントに引き合いが寄せられているそうだ。
これが、4年という歳月の蓄積だ。
そして、具体的に世界が変化している。
4年前には想像できなかったことが、今現実として起きている。
そして、さらに4年、10年、20年。
ダイソンのところに大手道路会社から相談が寄せられているそうだ。
大手道路会社の大所長からの謙虚な相談。
道路会社はいわばアスファルト屋さんと同義だ。
自社の製品であるアスファルトを売ることを目的にしてしまいがちな道路会社からも秋波が寄せられるようになった。
「これは、市場として可能性が大きい」
そういう判断があったのかもしれない。
大手道路会社が毛受建材とタッグを組んで愛知の地面に殴り込みをかける。
今はまだ、戸建て住宅の駐車場・土間コン。
規模だって、30〜100m2程度。
ただ、道路会社の主戦場は共同住宅(マンション)駐車場から始まって園路や街路、果ては道路と桁が違う。
少なくとも100m2から大きければ数万m2に登る。
今はまだ想像できない?
それって、数年前に今を想像できないのと同じだよね。
想像しなければ形にはならない。
「人間が想像できるものは必ず形になる」
至言だ。
そして、ダイソンをはじめとする僕たち生コンラストワンマイルはすでに辺境でその世界を想像している。
必ず、地面の常識は変わる。
ヒートアイランド現象を抑制し、雨水は排水設備を介在することなく地下水系に還元される世界。
自然と人が調和する世界。
僕たちラストワンマイルはすでにその夢を共有している。
宮本充也