2018/07/25
「色々とずれてみる」雪国の水たまり
私は暖かい地域に住んでいます。
伊豆に37年。
一度も他の地域で長いこと住んだ経験がない。
生活とは習慣なので、僕は雪国に住むというフォーマットを持っていない。
習慣の強みは、意識をしなくともなんとなくやっちゃえること。
僕みたいな人間が雪深い山村とかに住み始めたらすぐに音を上げる。
だから、雪深い山村に住む人の忍耐力はすごい。
そうゆうことではありません。
そんなだったら雪深い山村に住む人は全員大成功。
いわば、習慣として根付いてしまえば、それほどの負担感を感じることなくやっちゃえる。
そうゆうことだと思います。
最近知ったことがあります。
水を通すコンクリートの土間コンクリートの駐車場は雪国の暮らしにとって価値がある。
駐車場に降り積もった雪はバケツなど大量の水で溶かす。
よくあるらしいです。
ただし問題となるのは、その路面に溜まった水が凍って滑りやすくなる。
若い人たちならまだしも、お年寄りにとっては危険です。
そして、水を通すコンクリートなら、路面に水が残らない。
凍る水がない。
だから、滑って転ぶことがない。
僕たちが取組んでいる水を通すコンクリートの技術。
そんなことの役にも立つなんて、とっても驚きました。
南国に住んでますからね。
ITの時代、じつは考えや常識や場所やらなにやらを、
「ずらす」 ことにより、
多くの可能性が生まれるようです。
僕はもともとずれていると言われ、たまに傷ついていました。
前向きにとらえて強みにしようと思います。
いろいろな視点を学び、よって社会に貢献できるようになりたいともいます
宮本充也