2021/03/29
「玄関前アプローチのタイル張りって実際どうなの?」

人気YouTubeシリーズ「その他舗装材との徹底比較」はあらゆる舗装材とドライテックをいろんな角度から比較して結局ドライテックの良さについて強調するコーナー笑。家の顔、玄関前を彩るタイル張り舗装って実際どうなの?よくある疑問にズバリ答える。
タイル張り
(出典:ハピすむ)
(出典:柴垣グリーンテック)
玄関前くらいは高級感を!
玄関は家の顔。
生コンポータルにも多く寄せられるこのニーズ。
⚫︎参考記事: 杉板浮造り仕上げのエクステリアを安価に手にする方法|#デコブロ・杉板浮造り・ブロック塀・RC補修・東京都
例えば最初に目に飛び込んでくる郵便受け(門塀)も高級仕上げ浮造り(杉板型枠で施工されるうち話コンクリート)を所望される人も多い。
玄関前の舗装も最初に目に飛び込んでくる。
第一印象は家全体を規定する。
多少お値段が張ったって一生の買い物だから憧れのタイル張り。
家、庭づくりを経験したことのある方ならきっと検討したことのあるタイル張りという舗装。
ここではそのタイル張りとドライテックの徹底比較をしていきたい。
価格
インターネットを5〜10分検索してみればすぐに出てくる。
材料と工事を含めた1m2単価は2万円〜3万円が相場。
こだわったら青天井。
玄関前、ほんのちょっとしたスペース。
5m2だけ。
一方のドライテックは駐車場の施工と同時に施工できたりするので、数千円、高くても1万円台で済む。
汎用性の高い材料であるから値段はドライテックに軍配が上がる。
安全性
防滑加工されてはいても写真にもあるように供用期間が長くなれば表面が汚れてくる。
まめに清掃してあれば問題ないにしてもタイル張りは通常土間コンクリートの上に舗装されるので水勾配が必要となる。
そのため多少の傾斜がついている。
⚫︎参考記事: 【静岡】玄関先(アプローチ)に透水性コンクリートが選ばれる理由
一方のドライテックは写真でもわかるように真っ平らにしても水が抜けていくので問題ない。
コケ・カビの繁殖もタイルに比べれば滞水しない分考えられない。
表面も骨材の輪郭がそのまま浮いているテクスチャだからそのまま防滑効果も期待できる。
バスケットコートの舗装に採用される理由にもなっているくらいだ。
強度・メンテナンス性
数年、十数年経過して起きるのが、「タイルが割れちゃった!同じ品番のタイルをください!」みたいなメンテナンス。
実はここに大きな落とし穴がある。
数年経つとメーカーのラインナップもガラリ変わってて、「ごめんなさい、その商品は廃盤になっちゃってるんです」みたいな話。
だから、割れちゃったそのタイルだけ交換品でやけに浮いてしまうという現象。
ないんですよ、もう、そのタイル。
しかも、どこに頼んだかもわからなくなっちゃってて、探すのに一苦労みたいなケース。
一方、ドライテックは駐車場にも用いられるほどの強度を誇っている。
タイルのように10mmとか薄い部材を貼り付けていくものではないので簡単には割れない。
仮に割れたからといってもパッケージタイプも揃っているし近くの生コン屋さんから再び届くし問題ない。
⚫︎参考記事: 「ドライテックもパッケージタイプが出た!!」エクスショップ・陽光物産
「もう、終わっちゃったんですよ、その品番」なんてことは生コン屋さんがこの世にある限り永久にありません。
意匠・見た目
そして、タイルを選ぶ最大の理由は見た目!(意匠)。
もう、ここは、感性の問題だから、理屈は通用しない。
あたしはタイルがどうしてもいいのよという人に対してはもうそれ以上何も言えない。
⚫︎参考記事: 「ドライテックもパッケージタイプが出た!!」エクスショップ・陽光物産
「一応ドライテックも色々カラーを選べたりするんですけどね」なんて通用しないだろう。
ただ、待ってくれ。
タイル一択だと思っている人を唸らせる見事なコラボが!
⚫︎参考記事: 【千葉】「実にバラエティに富んだ採用理由となった」山一園(前編)
実はこの玄関前アプローチのドライテック、この後その上にタイル張りとするための下地として施工されている。
前述のようにタイル張りは必ずその土台に土間コンを施工する。
そこをドライテックにすることで目地(タイルとタイルの間)から水が抜けていく。
水が抜けるタイル張りも選べる!
というわけで、タイル張りとドライテックを比較検証してみた。
「性能比較の問題じゃない。あたしはタイル一択なの!」
という究極の要望に対してもドライテックは下地(黒子)としてタイル張りの性能を向上させることができる。
ナイスアシストと言わざるを得ない。
もちろん、ポイントゲッターとしてあらゆる性能を提示することもできるが、一方で裏に回って他の舗装材を引き立たせることができるなんて、無敵じゃないか。
土間コンにはできない。
⚫︎参考記事: お施主様訪問「1年後も10年後も笑顔で招待されるような製品を届けたい」
個人的にはウッドデッキの下地をドライテックにすることで「車の乗れる」「駐車場の」ウッドデッキなんて究極だと思っている。
あらゆる役割を期待し全うすることができるドライテック。
比較、区分もいいけれど、調和、統合もドライテックの十八番。
「玄関前アプローチのタイル張りって実際どうなの?」
実際のところをいろいろ論ってはみたが、ドライテックと調和することでさらにその性能は引き立ちます。
これが、生コンポータルからの答えだ。
宮本充也