長岡生コンクリート
オコシコンは高い透水性を持ちながら表面強度・曲げ強度に優れたポーラス構造の高強度コンクリート

2018/07/26

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知ってほしい。「ブリーディングがない」土間コンがあるんです

知ってほしい。「ブリーディングがない」土間コンがあるんです

知ってほしい......。『ドライテック』の良いところ
「ブリーディングないので終わりが早いですよ」
「夕方から打設できるので注文は入りやすいですよ」
「ひび割れ見えづらいのでクレームになりづらいですよ」
土間コン施工者にも嬉しい情報がたくさんあります。
「生コンでいいこと」目指して......!

 

水勾配がいらない土間コン「ドライテック」

僕は大学を卒業するまで普通に生きてきた。
大学を卒業してからは生コン17年目となっている。

当たり前のことだけど、それ以外の人生を僕は知らない。

だから他の人生を知ったような顔をするのは、
その人生を生きている人にとっての冒涜でしかないと思っている。

なので日ごろから、
「何もかも分かったような顔をして偉そうにする」ようなことのないように
気を付けているつもり。

そんな感じで、今日も生コンブログの始まりである。

なんで「駐車場の土間コンは1日仕事」なの?

営業をしていると、他人の人生や他人の立場というものを
ある程度理解しようとする必要がある。

「みんな自分と同じでしょ~」

なんて気持ちでやってたら共感や理解なんか得られない。
そんな関係性だったら、商品や技術の提案もなかなか受け入れてはもらえない。


当社長岡生コンクリートの大切なお客様は、
どちらかというと小規模事業者であり、ご利用いただく生コンも小ロット。

その中でもエクステリア・外構を専門分野とされている需要家が多い。

僕は今、建築施工管理技士の資格試験に挑戦しているが、
次は造園施工管理技士またはエクステリアプランナーを挑戦しようかと思っている。


「お客様が使う言葉を理解することで、
 よりお客様の心理に沿える提案ができるようになる」ことが目的だ。


さて、そんなエクステリアにおける生コンにおいてよく耳にする言葉が
「駐車場の土間コンは1日仕事」である。


建築でも土木でも同様なんだけど、
生コンクリート』って結構、特別扱いしてもらっている感じがある。


大規模建築だと生コン打設の日はもうお祭りっぽいし、
施工日の何日も前からその日に向けて協議を重ねたりしている。

それは土木も、そしてエクステリアや外構、造園の分野でも一緒で、
生コンクリートはなんだか特別扱いで、言うなれば『お姫様』みたいな感じ。

偉そうにしているような気がしてならない(笑)


それはなぜか?
僕は、それは生コンクリートの硬化のメカニズムと深い関係があると思っている。


コンクリートが固くなる理屈は『水和反応』といって、
コンクリート中のセメントと水が化学反応を起こすことが原因である。

それを専門的には『凝結』や『硬化』というのだけど、
このプロセスにはどうしても時間が掛かってしまう。

建築・土木・エクステリアの工程の中に、

「生コンさんが固まるまで待つ」

という手待ちが発生することはそれが理由だ。
このことが、生コンが特別扱いされる最たる点だと思う。

特にエクステリア・外構の場合では『土間コン(駐車場、カーポート)』
その代表例として知られている。

「駐車場の土間コンは1日仕事」

その言葉をもっと詳しく解説するならば、

①生コンを注文して生コンが届く。
②午前中または昼すぎに打設(敷設)そのものは終わる。
③その後、仕上げ工程が待っている。

この『仕上げ工程』が土間コン打設を長引かせる要因となる。
それが生コン工場に朝一の注文が殺到するゆえんなのだ。

ブリーディング』とは何か??

この仕上げ。
一体、仕上げの何に時間が掛かるのかと言うと、

「ブリーディングが引いてからでないと仕上げができない」

と言われていることだ。

じゃあその『ブリーディング』って何なのさ?って話しになると、

『ブリーディング』とは
生コンの中に含まれている余剰水(水和
硬化に必要な水以外)が
生コンの上端に浮いて出てくること

を指している。

ブリ1.jpg
※打設後のコンクリート表面に浮いている水

ブリーディングトップ.png
※ggったらグリーディングの解説画像が出てきました!


このブリーディングが収まるのに時間が掛かる
だから「生コン打設は1日仕事になる」という訳である。

(※間違ってたらごめんなさい。そして教えてくださいm(. .)m)

知ってほしい。
ドライテック』ならブリーディングがありません!


そんな厄介なブリーディングがない生コンがある。
それが僕たちが展開しているGNNブランドの『ドライテック』である。


この『ドライテック
前面に打ち出している価値は、

「水を通します!だから水たまりができません!
 歩行に安全です!それから夏が涼しくなります!」


でもこれって、必ずしも施工者に求められている価値ではなかったりする。

じゃあ施工者が求める価値ってなんなのか?
それは上記のようなものではなくて、

「クレームにならない」
「普通に終わればそれでいい」
「面倒くさいことしたくない」

だったりする。

だから、施工者に一所懸命、

「水を通します!だから水たまりができません!
 歩行に安全です!夏涼しいです!!」

と大声で訴えたってその声は心に届かない。

つまり、エクステリア会社の心理を理解していないということだ。
それならばもっと、例えば以下のような言葉の方が心に届いたりする。

「ブリーディングないので終わりが早いですよ」
「夕方から打設できるので注文入りやすいですよ」
「ひび割れ見えづらいのでクレームになりづらいですよ」

......みたいなね。

彼らはもちろん地球市民として、

「水たまりのない駐車場が普及することによって
 ヒートアイランド抑制など地球環境の保全が進むことを望んでいる」

けれども、これと、施工者として
ドライテック』を採用するかしないかは別問題だ。

だから施工者さん目線で優先すべきその価値は、

「水たまりのできない透水性コンクリート!」

ではなく、

「夕方から打てる土間コン?!」

となる。


僕は今後も、エクステリアプランナーや造園施工管理技士などの
学習を通して、できる限り僕たち生コンクリートの需要家の心理に
寄り添った情報を普及していきたい。

「コンクリートで不幸になる人を0にする」を目指して......。

そんなことを考える。


宮本充也
(2018年7月11日 三浦 編集)

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士

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