2018/07/26
「いまどきの土間コンは水勾配ありません」

駐車場やカーポートなど、これまで土間コンを施工する場合に水勾配は必要なものでした。
しかし最近、生コンポータルが普及活動を行っている土間コンの可能性を広げることができる商品のおかけで水勾配を付ける必要なく駐車場などを施工することができます。
今回は、水勾配が必要なく土間コンの可能性を広げることができる商品「透水性コンクリート'ドライテック'」について紹介をします。
透水性コンクリートをを知っているだけで、費用や湿気、水勾配などの施工で発生する諸問題を解決策となるかもしれないので、ぜひ参考にしてみてください。
いまどきの土間コンには水勾配がありません
生コンポータルでは水勾配のない土間コンを当たり前にしたいと考えています。
それは水勾配が必要な土間コンでは、施工に手間や時間が掛かりすぎてしまうためです。
通常、土間コンにはひび割れを防止するためのメッシュ筋が必要となります。
そのメッシュ筋を施工の際には、持ち運びや敷設が面倒で、打設をする時にもメッシュ筋があるため足元のふらつき原因となり、常時施工の邪魔となってしまいます。
さらに土間コン施工時には、長靴を履かなくては足元が汚れ、打設後にはブリーディング水が引くのに2時間以上待たなければなりません。
そこから金鏝仕上げで2時間がかかり、朝一からの1日仕事になってしまうのです。
特に、狭い箇所だと水勾配を取れないこともあり、犬走りなどでは特に水勾配が取れず、施工そのものが大変となるのです。
他にも土間コンの施工時には、天候や気象条件などの気まぐれから、仕上げ面に色むらやひび割れが発生したりします。
土間コンの施工性質上、色むらやひび割れは仕方がないもので、どうしても発生してしまうのです。
そこで事前にお施主様に説明をしていたとしても、色むやらひび割れを見てしまうと納得ができずに、取り壊しなんてこともあるのです。
そんな施工やクレームが大変なこれまでの土間コンですが、生コンポータルが普及を行っている今時の土間コンは違います。
水勾配が必要ない透水性コンクリート'ドライテック'
生コンポータルが普及を行っている水勾配が必要ない土間コン、それは透水性コンクリート'ドライテック'です。
透水性コンクリートはポーラス構造となっているため、水が表面に留まるということがありません。
たくさんの空隙があるため、雨が降ったとしても表面から隙間を伝って地面に流れていくのです。
施工に関してもメッシュ筋が必要ないため、持ち運び・敷設・施工中の邪魔とならないのです。
足元がふらつくことがない現場で、打設して転圧をすれば完成。
1日仕事ではなく30分程度で施工することができ「夕方から打てる土間コン」と呼べるのです。
もちろん、ポーラス構造のおかげで色むらやひび割れが発生してもわからないためクレームに発展しません。
そのため透水性コンクリートは、お施主様にとって水たまりができない駐車場などを作ることができ、施工業者としても施工時の負担が少なく短時間で終わり、クレームに発展しにくい優秀な土間コンなのです。
もしかすると、はじめてこの記事で透水性コンクリートを知ったという方もいるかもしれません。
コンクリートとして性能が高く、水が溜まらないので水勾配が必要なく、お施主様だけではなく施工業者にも優しいのです。
そんな次世代土間コンクリートの普及活動を生コンポータルでは行っています。
透水性コンクリートは初心者でもDIYをすることが可能で、決して専門業者だけが施工できる素材ではありません。
透水性コンクリートを庭や駐車場に施工したい、自分でDIYしたい、家周りについて気になることがあるという場合には、下記ページから直接お近くの優良施工業者に相談をすることができるので、ぜひご利用ください。
いまどきの土間コンは【水勾配】ありません
「夕方から打てる土間コン」ご案内
※随時見学会開催中(開催地募集もしています)
透水性コンクリートの効果
①夕方から打てる土間コン → 仕上げ作業がないため30~60分で終了
②クレームが発生しづらい → ひび割れ・色むらが見えません(表層面がポーラス構造)
③水勾配が要りません → 透水するので水たまりできません
(その他、メッシュ筋敷設カットや排水設備の軽減など多くの効果を有しています)
生コンポータルでは、水勾配が必要ない土間コン「透水性コンクリート」の施工見学会を、全国47都道府県で随時行っています。
下記リンクにて施工見学会のスケジュールを掲載中。
WEBセミナー(スマートフォン参加方法)
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