2018/07/25
アスファルトでいいんですか?コストのお話。

こんにちは。小松です。
最近すごいんですよ鼻水が。僕花粉症じゃないはずなんですけど。これはデビューなんですかね。
というわけで透水性コンクリート舗装ドライテックがデビューして早4年。おかげさまで特殊な材料というイメージがなくなりつつあります。実際特殊じゃありません。
そこで、透水性コンクリート舗装がなぜ求められているのか、そのうちのひとつである「コスト」についてお話しさせてください。
前提として
透水性アスファルトも透水性コンクリートも「水溜りができにくい」という点で酷似しています。
まずはイニシャルコストです。
イメージで考えてみてください。アスファルトとコンクリート、どちらが高いと思いますか?ぼんやりでいいです。
正解は「どちらとも言えない」なのです。
アスファルトのほうが安いべ!と感じられた方は多いかもしれません。ですがどちらとも言えないのです。
この2枚の写真を見てください。左がアスファルト、右がコンクリートです。
コンクリートの駐車場で、だだっ広いものを見たことがありますでしょうか。
アスファルトの駐車場で激狭なものを見たことがありますでしょうか。
ほとんどないと思います。それが答えです。
使用する広さによって、アスファルトとコンクリートの駐車場の初期コストは大きく変わるのです。
結論:小規模の駐車場はコンクリートが安く、大規模の駐車場はアスファルトが安い。
次にランニングコストです。
アスファルトとコンクリート、どちらが高い耐久性を持っていると思いますか?
答えは「コンクリート」なのです。
カンタンに言ってしまうと、たとえるなら
アスファルトは「プラスチック」に近い性質を持ち、
コンクリートは「石」に近い性質を持っています。
粘り アスファルト>コンクリート
硬さ アスファルト<コンクリート
ということですね。
子供のおもちゃなど、プラスチック製品を日差しの強い屋外へ放置するとどうなりますでしょうか。数ヶ月を待たずにプラスチックは劣化してしまいます。
ということは「耐久性」「長持ち」という点でコンクリートはアスファルトよりも優れているということが言えます。
初期コストはアスファルトより割高ながら、もし「改修する必要のない」コンクリートは、総合的なコストパフォーマンスでアスファルトを上回っています。
長持ちするコンクリートの駐車場や歩道で、未来に資源をつなげていきましょう。
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