2018/07/30
「朝一土砂降りでも問題ない|水勾配のいらない土間コン」

別荘地駐車場が道路から逆勾配となっていたため「水勾配のいらない土間コン」の採用。雪解け水の処理など排水設備(U字溝他)は別荘地の雰囲気に合わずこれまでも隠すなど苦労していた。施工当日雨が降りだしたものの、工事を続行。まだら雨だったためなんとか無事施工完了
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/
別荘地。
普段の暮らしから解放される場所。
空が近く草花に囲まれた時間。
に、
集水桝とU字溝でごりごりの水はけ対策、
ちょっと興ざめ。
ということもあって隠すなどの工夫がされていたそうだ。
那須ゴルフクラブの敷地内で山間部ということもあり、
冬場には雪が降り雪解け水の水はけに苦労されていたという。
※今回製造担当は現地モリヒロ生コンさん
※待ち構えるみなさんは今日初めて透水性コンクリートをさわる(材料販売)
※問題なく施工は進む。お上手
そういえば最初の実績も別荘地だった。
水はけにごりごりのU字溝はダサい。
そういった心理が働くのかもしれない。
土間コンを施工すると水はけの問題が生じる。
スリット
といって水はけを期待する工法もあるけれど、
自宅ならいざ知らず別荘の場合そこから草ぼうぼうで管理大変。
普段から人がいるわけじゃないしね。
また、今回は予想が外れて朝一番雨が降ってた。
雨雲レーダーという文明の利器がある。
※雨雲レーダー
たとえ今は土砂降りでも、
あとどのくらい時間が経てば雨が上がるか予測することができる。
だから、その晴れ間に施工しちゃおう。
そんなことが可能な時代と可能なテクノロジーが現代にはある。
そして、無事施工は終了する。
施工後しばらく経てば雨が降っても問題ない。
朝一土砂降りでも問題ない。
その日のうちにまとまった(30分〜1時間)晴れ間があればいい。
子供の頃嫌だったまら運動会に土砂降りだと喜んだものだ。
しかし現代はそれを許さない。
土砂降りでも正確に雨の動きを予測できる。
そして、1日がかりではなく、ほんのちょっとの隙間で施工できちゃう。
そんな土間コンがあるのだから。
「雨だ!休みだ!」
と喜べない土間コンとも言うべきか。
いろんな立場の人がいるからなんとも言えないけれど、
工期が迫っている時の雨はたまらなく嫌なものだと思う。
そんな時に今最先端の土間コンはへっちゃらにいけちゃう。
生コンでいいこと。
宮本充也