2018/07/30
「写真のプレートは仕上げに向いておりません|透水性コンクリート」

茨城県大里ブロック(GNN)初の実績は施工見学会前となった。施工は短時間で終わるが通常の土間コンよりも人集めが必要かな?と辛口コメントながらも無事終了
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/
写真のプレートは仕上げには向いておりません
いいことばかり書いていると嘘くさい。
僕自身感じることなので、
誠意ある情報発信を考えるならやはり悪いことも書かねばなるまい。
「生コンでいいこと」
を主張しているから基本生コンにまつわる「いいこと」を伝えたいのだが、
市場と顧客は本当に打てば響く存在。
嘘はつかない。
正直。
きちんとしたものであればそれなりに反応するし、
粗悪なものはいずれ消えていく。
それが、市場と顧客の評価。
日頃から「次世代の土間コン」と信じて疑わずに案内をしているけれど、
辛口のご評価を頂戴することもたまにはある。
まさに今回の現場のようなケース。
※施工前
※施工後
※製造は茨城県の大里ブロック(日本一敷地が広い生コン工場か?)
「すごく楽だったよ!」
みたいなコメントを多く頂戴していたので少し天狗になっていたのかもしれない。
今回はあまりお褒めいただけなかった。
ただ、
トップ写真にあるようなプレートは透水性コンクリートの仕上げに向いていない。
ということがわかったことが成果だ。
今日も施工される透水性コンクリート「ドライテック」
電気水道みたいなもんになりたい。
生コンは水の次に流通する材料。
蛇口をひねればじゃぶじゃぶ出てくる。
そんな存在に近いということは、
もはや意識にすら登らない存在ということ。
土間コン
も、もはや建設業界ではその類となっている。
いちいち土間コンの評価を考える人がいないくらいに、
あたりまえ
の存在になっている。
でも、その土間コンに問題意識を持っている。
ブリーディングや仕上げで1日仕事になることがあたりまえになっている。
水勾配に悩むことがあたりまえ。
メッシュ配筋に苦しむことがあたりまえ。
クレームにさいなまれることがあたりまえ。
常識を疑うことは大切とはよくいうけれど、
透水性コンクリートの価値を世に知らしめる活動をしていると、
文字通り「常識を疑うこと」の大切さを感じいる。
生コンでいいこと。
少しずつ進化成長をしていく、次世代の土間コンの常識。
宮本充也