2018/07/25
「送電線・鉄塔の意外」排水計画

業界の人にとっては当たり前だけど、
一般には全然知られていないことで、
一般の方に「実は○○なんですよ~」なんて言うと、
「まじで?へぇ~?!」
なんて、こちらの思う壺な反応があったりすると、
その日はなんだかいい気分。
生コンブログだなんつって、
毎日毎日よくも更新できてるね。
最近よく言われるということは、
僕の周囲にいる人は基本ブログを読まないまでも、
「宮本がブログをどうやらやってるらしい」
というところまでの認識は得ているようだ。
半年でこれだけなので、3年続けたらある程度の情報発信力が身につくだろう。
実はそれほどブログ作業自体は負担になっておらず、
逆に何も考えずに指が動いてくれる感じになりつつあり、
まあ、四の五の言わずに、本日も生コンブログの始まりである。
送電線の鉄塔を見たことくらいはあると思う。
東京タワーのちっちゃいのがたくさんならんでて、
地方から大都市に向けて電気を送りつける設備だ。
僕はブログを書くときにグーグル画像検索を愛用しているのだが、
ちょっと本題からずれるけど、下記のURLのブログを見てほしい。
https://togetter.com/li/882143
感動した。
鉄塔がかっこよすぎる。
それはさておき、
この鉄塔の下って実はすごいことになっている。
・だいたい山奥とかに設置されている
・鉄塔の鉄の棒のところが雨水が集まるので、雨の日はひと際土砂降りになる
・ほっとくと草ぼうぼう
管理上、それではいけないので、土間コンを施工することになる。
ただ、土間コンを施工すると、バケツをひっくり返したかのような土砂降りになると、
あっという間に水が敷地の外に流出してしまう。
これが、結構問題になっている。
隣地に大量の水が流出しないように、
鉄塔の土間コン自体が水を吸収してくれないだろうか?
そんなことから、人知れず透水性コンクリートは鉄塔下に施工されている。
山奥や田舎で鉄塔の下を見る機会があったらぜひ土間のコンクリートをみてほしい。
そこにはGNN生まれの透水性コンクリートドライテックが施工されているかもしれない。
雨の日なんかは下の動画のようにガンガン水を透しているかも。
排水計画とか水勾配とかって悩んでいる人にとっては役に立てる技術。
宮本充也